コニカミノルタ

コニカミノルタについて

研究所・工場見学

プロダクション・プリント機開発現場 in 八王子

コニカミノルタのプロダクション・プリントには、多様な開発者の手による多彩な技術が込められています。「世界初」の独自技術もあちこちに。

01 合成装置実験室1
合成装置

プロダクション・プリントに使われる感光体材料の濃縮操作です。光を当てた時に電荷を発生させる有機物質で、発生した電荷でトナーを引き寄せるための電位差を作ります。この感光体材料の出来具合により、電子写真の基本性能が決まるのです。

化学系材料系の職場

02 合成装置実験室2
合成装置とカラー測定器

ここではトナーの3原色を作っています。樹脂と色の元になる顔料を界面化学的な作用で集める行程です。低温で定着するトナー特性を出すことで、機器の省エネ性をめざします。この樹脂設計の方法もコニカミノルタのコア技術の1つです。

化学系材料系の職場

03 電子顕微鏡室
電子顕微鏡と測定画面

樹脂と顔料とワックスで構成されているトナーの断面と形状Cをナノ粒子レベルで詳細に評価しています。設計通りに仕上がっているかどうかのチェックです。トナーに限らず、新規開発した材料を量産する際には必須の行程です。

化学系物理系の職場

04 常温実験室
感光体ユニット

緑色に輝いているのが感光体のドラムユニット。画像になったトナーが1本に1色ずつ着いていて、それが4本、つまり4色が黒い転写ベルト上で紙に写し取られます。感光技術が詰まったまさに心臓部です。

物理系電気・電子・情報系の職場

05 常温実験室
転写ユニット(ローラー部)テスト

転写ユニットの中の転写ローラーのテストです。転写ベルトに対向していて、転写ベルト上のトナーを紙に写す接点になります。導電性のシリコンゴム製で、電気的特性、部品精度のよさ、汚れにくい表面製、これらも多様な技術の集合体です。

物理系機械系の職場

06 共同実験室
紙送り、製本などの後処理性能テスト

印刷された紙が出てくる部分でフィニッシャーと呼びます。例えばこのマシンでは最大100枚をステープル平綴じできるだけでなく、最大25枚までの中綴じ冊子を作ることができます。紙質や紙の厚みに対応したり、位置合わせをしたりする技術もコニカミノルタ独自のものです。

機械系の職場

07 CAEルーム
強度解析、粉体解析

現象器内の攪拌スクリュー周辺でトナーがどんな振る舞いをするか、シュミレートしています。可視化して現象のメカニズムと課題を明確にし、課題は機種開発側にフィードバックするわけです。このような可視化技術をベースに新たな構成が提案され、多数のパテントが出願されています。

機械系の職場

08 環境室
低温/高温多湿下での実験

実際に使われる環境下での実機テストです。ここは気温10℃湿度20%の低温低湿ですが、他にも高温高湿、常温常湿という環境下で、印刷結果や紙の状態、機械の動作状況など、様々な技能検証を行っています。

機械系の職場

09 環境室
プロダクション・プリント機の最大図

この印刷機はあらゆるユニットの組み合わせが可能ですから、お客様のオーダーに合わせた組み立て方、使い方をして、実機の性能テストをする必要があるわけです。今は特殊な薄紙を使って、裏表の印刷位置の精度を確認しています。

機械系の職場

10 電場系フロア
操作パネルのシュミレーション開発

ここは操作パネルの開発現場です。パソコンでシュミレートしながら、操作パネルのインターフェースを設計します。どこまで機能を細かくすべきか、逆にもっと簡便な操作にすべきか、お客様の知識や習熟度を考慮して完成させます。

電気・電子・情報系の職場

11 基盤
設計検証(波形測定)

オシロスコープを用いて基板上複数の信号波形を測定し、設計した回路が仕様通り動作しているかを確認します。測定結果を次の設計フェーズへフィードバックすることで、基板、ひいてはユニット全体の信頼性を確保しています。

電気・電子・情報系の職場

12 電場系フロア
配線された機械背面

伝送部分は体系的に色分けした配線になっています。配線ルートの確保には苦慮しますが、最終的にうまく収まった時には、設計者も思わず見とれてしまうようです。

電気・電子・情報系の職場

13 電波暗室
電波暗室と機体

すべての電気装置は、基板などから高周波の電波をわずかに出しています。プリンタもこの部屋で測定して、各国の規格以上の電波が出ていれば対策を行います。この電波暗室で十分なレベルまで対策することで、晴れて開発ステージを終了し、次ステージへの移行が可能となります。

電気・電子・情報系の職場

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