コニカミノルタ

コニカミノルタについて

動き出した挑戦 CASE.023Dレーザーレーダー

未来を支える
都市活動の目となれ。

空港、繁華街、建設現場やプラントなど、都市に潜むあらゆるリスクを瞬時にキャッチする。お客様の課題と向き合いながら磨き上げられた新技術は、社会の課題への適応範囲が、とにかく広い…

Cast

米竹 淳一郎 Junichiro Yonetake
2007年入社
事業開発本部 事業推進部 第3推進グループ アシスタントマネージャー
博士(工学)

柔軟で持続可能な技術?

はじまりは2009年に立ち上がったワーキンググループでした。
目標にしたのは、少しのアレンジでこちらの市場にもあちらの市場にもいける柔軟で持続可能な技術、“マス・カスタム”ができる技術。約10名のエンジニアが集い、社会の幅広い分野に事業展開する構想を半年ほどでまとめ上げました。

まったく新しく、社会課題への適応力が抜群に高い“見る技術”、3Dレーザーレーダーのルーツです。

世界初・動きを○○する

技術的な特徴を一言で言えば、“距離の情報がリアルタイムに取れる”こと。独自のレーザーレーダーが広い空間を瞬時にスキャンし、読み取った情報を解析すると、“どこで何が起きているのか”を離れた場所から正確に把握することができます。

世界初の“動きを可視化する”技術です。

安全安心からワクワクまで

工事現場、空港、イベント会場など、不特定多数の人や物が動く場所では、正確な挙動検知カメラとして役立つでしょう。

お店の購買行動をリアルタイムで解析して販売戦略に活かしたり、サッカーの試合中に戦略分析を行ったり、アイデア次第でワクワクするような価値を生み出すことも考えられます。

道路なら自動車や人物の動きを検知したり、不意な飛び出しが予測できたりと、事故や交通渋滞の無い社会への貢献も考えられます。

安全安心と経済発展の両立を支える、まったく新しい“未来の目”なのです。

課題の先で、“人”にたどり着く

都市の中で様々な社会課題を解決しうるこの3Dレーザーレーダー、当初はセンサとして“検知してデータを出す”ただ1技術に過ぎないものでした。

構想立ち上げ以降、車載用センサから原発、発電所など大規模インフラの防犯センサまで、お客様の課題解決を目指しながら開発に挑んだものの、なかなかビジネスとして成立させるまで至らず、苦戦が続きました。

とはいえ、試作機や技術は着実に進化しているという確信はブレませんでしたし、一歩進んだ先には次に挑むべき課題が必ず見えてくるものです。挑戦と失敗、学びを繰り返した先で我々は、安全監理の現場で働く“人”が抱える課題に視点を移すことになります。

観点の転換でビジネス化の感触

その時点で見えていたのは、現場で警備員の方が一番困っているのが、誤報だということでした。3Dレーザーレーダーを使えば、誤報が削減できてムダな駆けつけを大きく削減できます。さらに“何時何分この場所でこういうことが起きた”という正確な検知結果をリアルタイムに提供すれば、少ない人員で遠隔監視が可能になります。

警備の業務フロー全体の効率化が図れる。お客様の真の課題を持続的に解決できる、すなわち、ビジネスが成立するという感触をつかんだ瞬間でした。

社会の中で未だに残っている課題は簡単に解決できない整理しづらいものですが、それをまずは“可視化できますよ”と。可視化することによって、“こういう価値が得られるんじゃないですか?”ということをセットでお客様に話しに行くようになりました。

観点を転換してから、実際に思いもよらない業界や現場から相談を受けることが出てきています。3Dレーザーレーダーが取得した情報は、それを見るお客様によって我々が思いもよらぬ価値を持つ情報となるのです。解決できる課題は無限と言っても過言ではないかもしれません。

お客様の中の、人の課題を捉える

お客様の真の課題さえ捉えられれば、課題解決に必要なDeep Learning、AIなど先進技術や、既存技術を自由に組み合わせ、新しい価値を提供していくことも可能です。

実用化に向けて警備の分野では実証試験が始まりました。東京オリンピックを控えた建設業界も有望な市場です。セキュリティ強化や人手不足の解決に、正確な状態監視ができる3Dレーザーレーダーに期待が高まっています。

課題の先には必ず人がいます。人の課題を捉え続ける限り、持続可能な解決策を追求していける。つまり、持続可能なビジネスを展開していけると我々は確信しています。未来を支える都市活動の目となるべく、新たな観点を得たコニカミノルタの挑戦は今、動き出しました。

Cast

米竹 淳一郎
Junichiro Yonetake

事業開発本部 事業推進部 第3推進グループ
アシスタントマネージャー

博士(工学)

学生時代、ロボット工学の研究に没頭した。というと、「ロボット甲子園?!」と聞かれるが、高齢者や障がい者向けに開発が期待されているパワースーツの分野だ。“動き”を扱うテーマは、今も変わらない。「あきらめずに課題を解決して価値を生んでいくために、自分が“何をやりたいか”を明確に語れることが重要です。伝える先がぼんやりしていても、状況に応じて変わっても、軸足を変える、視点を変えることで自分がどこに立っているかは見出せます。自分が本当に“何をやりたいのか”さえ捉えていれば」。

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