KONICA MINOLTA Hackathon 2017 Event Report
KONICA MINOLTA
Hackathon 2017
Event Report
イベント概要
日時
2017年9月16日(土)・17日(日)
開催場所
コニカミノルタ株式会社 新研究開発棟 「コニカミノルタ八王子SKT」東京都八王子市石川町2970
参加者
50名
イベントの様子
イベントの概要説明
1873年創業から、140年以上もの歴史ある老舗メーカーであるコニカミノルタ。
しかし、今や伝統的な製品メーカーとしての立ち位置に固執せず、IoTやビッグデータ活用など先端技術領域に取り組み、ハードウェア/ソフトウェアの垣根を超え、新たなサービス<価値創造>の開発を進めています。
そんな中、「イノベーション」をキーワードに、若い世代の熱意と技術で世の中の課題を解決していくようなイノベーターを発掘することを目的として、ハッカソンを開催しました。
「未来の働き方を想起させるサービスを開発せよ」というテーマのもと、チームによっては夜通しで、“頭に汗をかく”本気の2日間となりました!
最優秀賞
チーム名 | k-lab |
---|---|
アイデアテーマ | 思考支援AIエージェント |
ターゲット | アイデアを出すのが苦手な社会人や学生 |
ターゲットが抱える課題 | ミーティングやアイデアソンをしても、全くアイデアが思いつかない、まとまらない。資料やプレゼン作成の際に説明に適した単語が思いつかない。 |
概要 | ミーティングで出た単語を抽出して図示し、親和度の高い単語やニュースなども教えてくれる |
活用技術・言語 | Unity Python |
今回のハッカソンではコニカミノルタのエンジニアが働く環境をそのまま、食事も完備した最高の空間をご提供。「世の中にないものを生み出す」という気概を持って挑戦する若い世代のエンジニアが全国各地から集まり、チームでものづくりをしました。
最優秀賞以外のチームも、素晴らしいアイデアと実装で甲乙つけがたいものばかり。日本の将来を担っていく学生さんの熱気感じられる2日間となりました!
審査員紹介およびイベントの総評Comment
審査員紹介
審査員 瀧田 佐登子
一般社団法人 WebDINO Japan
代表理事
審査員 江口 俊哉
コニカミノルタ株式会社
執行役IoTサービスPF開発統括部長
イベントの総評Comment
今ある技術をうまく組み合わせて、24時間という短い時間の中でアイデアソンから実装までというプロトタイプをつくったことは素晴らしいと思います。
今回のハッカソンで終わりとせず、この24時間の中でまとめ上げたものを、ぜひこれからも研究を重ね、ブラッシュアップし続けて頂きたいです。そのために今日皆さんがチーム開発したものを、「他のグループのアイデアと組み合わせたら面白いのではないか」「アイデアや実装したコードをオープンソースにしてみたらどうだろう」と色々試してみてください。その時には今後どのように進めていきたいのか、どこをオープンにしどこをクローズにするのか、アイデアを他に取られないために何を守るのか、ということを、ぜひ学生生活の中で考えてほしいと思います。
今回のハッカソンで得た横のつながりや、様々な企業との関わり、そしてオープンソースを使うことを、これからも大切にしてください。
コメント:審査員 瀧田 佐登子
参加者の感想
課題を解決するという方針でアイデアを考えていくこと、また短い時間でアイデアを考え、初対面のチームで合意形成することは難しかったけれど、おもしろかったです。
(先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻 1年)
限られた時間の中で成果物を作る難しさを知ることができたと感じています。またチーム開発の難しさやその際のtipsなどを学ぶことができました。
(情報学研究科複雑系科学専攻 1年)
ハッカソンは初参加でしたが、チーム開発や時間等、様々な点で想像以上に難易度が高く、認識の甘さを思い知りました。一方で、自分の知らないことに詳しい方々と一緒の場で開発をすることができたことは、とても良い経験になりました。
(理工学部生体医工学科 3年)