Section募集事業の紹介

産業用材料・機器事業「機能材料分野」

「材料技術」と「製膜技術」を結集し、
産業・社会の期待に応える新たな“機能”を創造する

有機化学合成や組成設計など、独自の高機能材料を生み出す「材料技術」と、塗布や蒸着など、幅広い手法で微細な薄膜を加工する「製膜技術」。
コニカミノルタが蓄積してきたこのコア技術を活かして、保護、遮熱、遮水、偏光、発光など、産業・社会で求められるさまざまな機能を備えたフィルム材料などの提供を通じて新しい時代の豊かな社会づくりに貢献していきます。

機能材料分野での取扱事業

液晶偏光板用TACフィルム、視野角拡大用VA-TACフィルム、ガラス乾板、
バリアフィルム、機能性ウィンドウフィルム、有機EL照明

For Displays

写真:テレビを見る女性

テレビやパソコン、スマートフォンなどに幅広く利用されている液晶ディスプレイ。その偏光板を保護する「TACフィルム」に加え、視野角拡大機能を付与した「VA-TACフィルム」など付加価値を高めた製品を提案しています。

For Mobile Displays

写真:タブレットを見る夫婦

スマートフォン、タブレットPC、ウルトラブックなどの次世代型モバイルディスプレイには、軽くて薄く、割れないプラスチック基板が用いられたフレキシブルデバイスが求められています。高いバリア特性と柔軟性を兼ね備えた「ハイバリアフィルム」は、フレキシブルデバイスの高品質化に貢献します。

For Lighting

写真:リビング

「有機EL照明」は高い発光効率、面光源、重金属フリーなどの特性から次世代照明として期待されています。コニカミノルタは独自の「青色りん光発光材料」を開発し、世界で初めて全りん光材料を使用した有機ELパネルを商品化しました。目に優しく、環境負荷の少ない照明として、今後さらなる実用化を目指しています。

For Electronics

写真:基板

半導体デバイスのさらなる微細化には、回路パターンを光学的に再現するフォトファブリケーション技術が不可欠です。コニカミノルタは長年培った写真感光材料技術を用いて、フォトファブリケーション用マスク材料として最適な、高品質で高い再現性を実現する「ガラス乾板」を提供しています。

For Building

写真:ビル

建築用窓ガラスに貼り付ける「機能性ウィンドウフィルム」として、遮熱、遮熱+防汚、防汚、飛散防止の4タイプをラインアップ。優れた遮熱性により、室内での冷暖房の使用を抑えることで、大きな省エネ効果をもたらします。

For Automobiles

写真:走行中の自動車

絶対的な安全性が求められる自動車用ガラス向けにも「ウィンドウフィルム」を提供しています。高い赤外線反射率により車内の高温化を防ぐとともに、優れた電磁波透過性によりETCなどの車載通信端末の機能を妨げません。

Technology 材料技術を駆使して、
太陽熱発電システム用フィルムミラーを開発

写真:フィルムミラー

集光型太陽熱発電とは、多数の鏡で反射・集中した太陽光を熱源とする発電システムです。直射日光の豊富な砂漠などに設置されるため、システムの核となるフィルムミラーには、過酷な環境下でも反射性能を維持することが求められます。コニカミノルタは、培ってきた高度な材料技術を駆使して、高い反射性能と優れた耐久性をもつ「フィルムミラー」を開発。今後は事業化を加速し、太陽熱発電の普及と発展に貢献していきます。