コニカミノルタについて

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Giving Shape to Ideas

コア技術と事業モデル

コニカミノルタグループ*1(以下「当社グループ」)は、持ち株会社であるコニカミノルタホールディングス株式会社と、その傘下の事業会社と共通機能会社とで構成されています。当社グループは、「新しい価値の創造」という経営理念のもと、複合機(MFP)やプロダクションプリントを扱う情報機器事業、ディスプレイ材料や有機EL材料を扱う機能材料事業、各種光学分野のコンポーネントや計測機器を扱う光学・計測機器事業、医療画像診断システムやX線撮影装置を扱うヘルスケア事業などの領域において、さまざまな製品群と質の高いサービスをグローバルに提供しております。

尚、当社グループは本年4月1日付で、各事業の技術、人的資源を結集することにより、シナジーを生かした業容拡大と事業競争力の強化を図ることを狙いとして、グループ内組織再編を行いました*2。本書は、2011年度の知的財産活動の報告を目的とするものですが、こうした活動が今後の当社グループにもたらす影響などを理解していただき易くするために、新たな事業の括りに沿って説明しています。

コア技術と事業モデル

当社グループは、「光の技術」を原点にし、長年の事業によって培ってきた業界優位な得意技術・差別化技術(コア技術)を「材料」「光学」「微細加工」「画像」の各分野において数多く保有しています*3

当社グループでは、これらコア技術を高度化・複合化することにより、新たな価値の創造を進めています。例えば、有機EL照明の開発では、写真材料で培った機能性有機材料合成技術、レンズで培った光学設計技術、フィルム生産で培った製膜・コーティング技術を合わせることで、世界で初めて塗布型の有機EL照明の試作に成功しました。

また、光学分野の技術を用いて、太陽電池の性能評価に必要な「基準太陽電池セル」の開発に成功しました。太陽電池を評価する際に疑似太陽光が用いられますが、「基準太陽電池セル」は疑似太陽光の光量を一定にするために利用されるもので、太陽電池の開発製造の効率を上げるためにかかせないものとなっています。

以下の表は、技術分野毎に、代表的な12のコア技術とその技術事例・事業化分野を示したものです。

分野 コア技術 代表的技術事例 【事業化分野】
材料 (1)機能性有機材料合成技術 有機EL材料 【機能材料事業】
(2)機能性有機材料設計技術 電子写真用有機感光体 【情報機器事業】
(3)機能性微粒子形成技術 重合法トナー 【情報機器事業】
(4)製膜・コーティング技術 偏光板用保護フィルム製膜 【機能材料事業】
光学 (5)光学設計技術 プリンター用回折型素子光源光学系 【情報機器事業】
(6)光計測技術 分光輝度計測 【光学・計測機器事業】
微細加工 (7)成型技術 光ディスク用ピックアップレンズ 【光学・計測機器事業】
(8)表面加工技術 HDD用ガラス基板 【光学・計測機器事業】
画像 (9)画像処理技術 医用画像診断 【ヘルスケア事業】
(10)プロセス技術 電子写真省エネ定着 【情報機器事業】
(11)搬送技術 プロダクションプリント向け後処理システム 【情報機器事業】
(12)精密駆動技術 圧電超音波リニアアクチュエータ 【光学・計測機器事業】
*1
会社概要://www.konicaminolta.jp/about/corporate/outline.html
*2
グループ内組織再編及び連結子会社の商号変更に関するお知らせ:
//www.konicaminolta.jp/about/release/2012/0221_02_01.html
*3
コア技術のご紹介://www.konicaminolta.jp/about/research/index.html

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