コニカミノルタについて

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Giving Shape to Ideas

特許群その他の知的財産の事業への貢献

(1) 特許群の事業への貢献

各事業分野における研究開発の成果を積極的に特許出願・権利化することにより、それぞれの分野において特許面での優位性を確保することが事業貢献の基本であると考えています。

このため、事業拡大やジャンルトップをめざす重点技術領域・分野を特定し、その領域・分野において、計画的・集中的な発明発掘・出願権利化活動を展開するとともに、特許出願国の適切な選定や早期権利化施策を実施することにより、必要な国において早期に有効な権利を獲得しています。

当社グループが保有する特許権は2010年3月31日現在、日本で7,082件、米国で5,244件であり、次のグラフの通り、主要事業分野(情報機器、オプト)が占める比率が、日本では74%、米国では68%となっています。また、これら主要事業以外の分野においては、「環境・エネルギー」など当社グループの将来の成長につながる分野において集中的に特許権の蓄積を図っており、例えば、有機ELの長寿命、高発光効率を可能とする燐光材料特許の当社グループ保有件数は、国内第1位(独自集計)となっています。

事業分野別日本特許保有件数比、事業分野別米国特許保有件数比

当社グループの特許面での優位性は、質の高い特許を取得することはもちろんのこと、それら高品質の特許を数多く保有することにより強化されるものと考えており、特に主要事業分野(情報機器、オプト)では特許権の蓄積に努めています。その結果、次のグラフに示す通り、2005年度以降、特許保有件数は着実に増加しています。

特定事業分野における日本特許保有件数推移、特定事業分野における米国特許保有件数推移

また、日本における当社グループの2009年(暦年)一年間の特許査定件数は1,462件であり、次表のとおり着実に増加しています。日本の特許査定とは、特許庁における審査の結果、特許すべき旨の判断が下されたものです。

  2006年 2007年 2008年 2009年
日本特許査定件数(推定順位*9 898件 1,071件 1,290件 1,462件
順位*10 21位 19位 18位 16位

一方、米国における特許登録件数は438件であり、日本企業の中では17位にランクされました*11

(2) 他の知的財産の事業に対する貢献

コニカミノルタブランドは、当社グループにとってかけがえのない無形の資産であり、ブランド価値の維持・向上が重要な課題であるとの認識のもとに、専門の管理組織を設置し、ブランドマネジメントを強化してきました。また、知的財産センターでは、全世界においてコニカミノルタブランドを法的に保護するため、約200カ国にわたり商標の出願・権利化及び維持を行っています。

コニカミノルタブランドの浸透とともに、国内外での模倣品事件の数も増加しています。情報機器分野における消耗品の模倣品の横行は、コニカミノルタ製品を愛用して下さるお客様の信頼を損なうだけではなく、ブランドイメージに対して取り返しのつかない打撃を及ぼす可能性があります。知的財産センターは、事業会社と協力しながら模倣品対策にも積極的に取り組んでいます。

また、デザイン関係においては、デジタルカラー複合機「bizhub C652シリーズ/C360シリーズ」、プロダクションプリント分野向けデジタルモノクロ高速複合機「bizhub PRO 1200/1200P/1051」、血中の酸素飽和濃度を測定するフィンガーチップ(指先一体型)のパルスオキシメーター「PULSOX-1」、医療用X線画像を撮影するデジタルラジオグラフィー「PLAUDR C30」が2009年度グッドデザイン賞(財団法人日本産業デザイン振興会主催)を受賞いたしました。当社グループは、製品デザインを通じてもコニカミノルタブランドのイメージ向上に努めており、製品デザインは国内外の意匠権で保護しています。

*9    当社グループ各社の合算値(独自集計)。
*10    特許庁発行の「特許庁行政年次報告書」に基づく推定。
*11    Intellectual Property Owners Association(Top 300 Patent Owners)公表データ。

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