コニカミノルタについて

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Giving Shape to Ideas

技術の市場性、市場優位性の分析

(1) 情報機器事業

小粒径化や均一化を達成した重合法トナー技術、デジタル複写機の開発から長年にわたって培ってきた画像処理技術及びカラー機でもモノクロ機並の高速出力を可能としたタンデムエンジン技術などが当社の強み技術です。

オフィス用カラーMFP分野では、これら技術によって高速・高画質化を実現しており、これまでに発売したbizhubシリーズにより欧米市場においてトップグループのポジションを獲得しています。2008年度には、中低速機から高速機までbizhubシリーズのラインアップを一新することによってさらに商品力を強化し、そのポジションを揺るぎないものにしました。

プロダクションプリント分野では、上記強み技術に加えて、多様な紙種に対応した高精度なペーパーハンドリング技術、糊付け製本や中綴じ製本などの印刷後における様々な加工が可能な後処理技術などを用いたbizhub PROシリーズにより、同分野の最大市場である欧米市場において確固たるポジションを築きました。2008年度には、色材や分子構造を一新した業界初の高彩度トナーの開発に成功し、これによって、色再現範囲を大幅に拡大しました。この新トナーを採用したbizhub PRO C65hcの発売により、今まで多色オフセット印刷を使用されていたお客様にも新たな印刷手段をご提供できるようになりました。

さらに、環境技術の開発にも積極的に取り組んでおります*5。例えば、従来のハロゲンランプよりも加熱効率の良いIH(Induction Heating)技術を採用した定着ユニットをMFPに搭載することにより、ウォームアップ時間の短縮や、待機時の消費電力の大幅な削減を実現しました。

また、当社グループの独自技術である乳化重合法トナーは、従来の製造方法に比べて製造時の環境負荷を大幅に低減するものです。さらに、粒径が小さいため、トナーの使用量が少なくて済むうえに、低温での定着が可能なためプリント時の消費電力を抑えることができます。環境負荷低減のニーズが高まる中、このトナーを採用した製品の市場性はますます拡大しています。

(2) オプト事業

1984年に世界で初めてCD用非球面プラスチック対物レンズの開発に成功して以来、光ディスク用対物レンズの市場において、革新的な技術開発を行うことにより、常に市場をリードしています。DVD用システムにおいては、当初、DVD専用対物レンズとCD専用対物レンズの二つの対物レンズを必要としていましたが、当社グループ独自の球面収差補正設計により特殊対物レンズを開発し、一つの対物レンズでDVDとCDの両方に対応可能としました。また、その後の回折型の対物レンズの開発により、ドライブの高倍速化への適用など多岐にわたる要請に応えています。さらに、DVD用システムに比べてより高度な性能が要求されるブルーレーザーを用いたブルーレイディスク(BD)用システムにおいては、当社グループが保有する光学設計、金型加工、プラスチック成形、ガラス成形などの先端技術を結集し、BD、DVD、CDの三つの方式に対応できる2枚玉対物レンズ及びBD専用単玉対物レンズの開発にいち早く成功し、世界に先駆けて量産供給しております。さらに、BD、DVD、CDの三つの方式に対応できる単玉対物レンズについても現在開発中です。このように、高性能、高品質のレンズを次々に開発することにより、光ディスク用対物レンズの市場において常にトップシェアを維持しています。また、このように開発した技術は、その優位性を維持するためにグローバルな特許網で保護することに努めており、例えばBD用対物レンズについての代表的な特許権を、日本(特許第4254986号)を始め米国、欧州、台湾、韓国で取得しました*6

また、写真感光材料の製造によって培ってきた材料技術(製膜コーティング技術)を活かし、液晶ディスプレイの偏光板用保護フィルムの分野では、高機能を維持したまま薄型化を実現したフィルムを製品化し、現在では業界第2位のシェアを獲得しています。同様に、視野角拡大フィルムの開発にも早くから取り組んで参りましたが、視野角拡大機能を個別のフィルムではなく偏光板用保護フィルムに直接付加することによって低コスト化と薄型化を実現した製品(VA-TAC)の開発に成功し、大型テレビ用途ではトップシェアを占めるに至っています。

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