コニカミノルタについて

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Giving Shape to Ideas

技術の市場性、市場優位性の分析

(1) 情報機器事業

情報機器事業では、小粒径化や均一化を達成した重合法トナー技術、デジタル複写機の開発から長年にわたって培ってきた画像処理技術、及びモノクロ機並の高速出力を可能としたカラータンデムエンジン技術等が当社の強み技術としてありますが、これら技術によってMFPやレーザプリンタのカラー化を加速し、高画質を実現しています。これまでに発売しましたカラーMFPのbizhubシリーズや、カラーレーザプリンタのmagicolorシリーズにより、欧米市場においてカラー分野ではトップグループの地位を獲得しています。

また、オフセット印刷に迫る高品質な画質を得ることができる重合法トナー技術、多様な紙種に対応した高精度なペーパーハンドリング技術、糊付け製本や中綴じ製本等印刷後における様々な加工が可能な後処理技術などを用いたbizhub PROシリーズにより、プロダクションプリンティング分野において事業が拡大し、同分野の最大市場である欧米市場において確固たるポジションを築いています。

さらに、環境対応技術の開発も積極的に行っており、bizhub C650/C550(2007年8月発売)に搭載した「低温定着トナー技術」「IH定着技術」及び「電力制御技術」などが評価され、経済産業省主催の平成19年度第18回「省エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞」*6を受賞いたしました。

(2) オプト事業

1984年に世界で初めてCD用非球面プラスチック対物レンズの開発に成功して以来、光ディスク用対物レンズの市場においては、革新的な技術開発を行うことにより、常に市場をリードしています。DVDシステムにおいては、当初、DVD専用対物レンズとCD専用対物レンズの2つの対物レンズを必要としていましたが、当社グループ独自の球面収差補正設計により特殊対物レンズを開発し、一つの対物レンズでDVDとCDの両方に対応可能としました。また、その後の回折型の対物レンズの開発により、ドライブの高倍速化への適用など多岐にわたる要請に応えています。さらに、DVDレンズに比べてより高度な性能が要求されるブルーレーザを用いた光ディスクシステム(ブルーレイ)においては、当社グループが保有する光学設計、金型加工、プラスチック成形、ガラス成形等の先端技術を集結し、ブルーレイディスク用対物レンズを世界に先駆けて量産供給しています。このように、高性能、高品質のレンズを次々に開発することにより、光ディスク用対物レンズの市場において常にトップシェアを維持しています。

また、写真感光材料の長年の製造によって培ってきた材料技術(製膜コーティング技術)を活かし、液晶ディスプレイの偏光板を保護するTAC(トリアセチルセルロース)フィルムの開発生産に早くから取り組んできました。高コントラストで広い視野角をもつVA(Vertical Alignment)型液晶ディスプレイが主流になっている現在、TACフィルムに視野角拡大機能を付与したVA-TACフィルムをいち早く開発し、これまで視野角を確保するために用いていた視野角拡大フィルムが不要になり、液晶ディスプレイの薄型化に貢献しています。TACフィルムにおけるシェアは業界2位、VA-TACフィルムはトップシェアを獲得しています。

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