コニカミノルタについて

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特許群の事業への貢献

当社グループでは、各事業分野において研究開発の成果を積極的に出願し、それぞれの分野において特許的な優位性を確保することを事業貢献の基本と考えています。特許的な優位性を確保するために、事業拡大やジャンルトップをめざす重点技術領域・分野を特定し、その領域・分野においては、計画的・集中的な出願活動を展開するにとどまらず、対応外国出願国の選定や早期権利化施策の実施まで視野に入れた特許活動を展開することにより事業貢献を図ります。
下表の通り、当社グループの特許活動の活性度を示す資料として、日本特許公開件数及び米国特許登録件数の推移を示します。

  2003年 2004年 2005年
日本公開 件数 4,107件 4,417件 4,268件
順位(推定) 12位 12位 12位
米国登録 件数 380件 404件 316件
順位(推定) 55位 50位 56位
日本公開件数の順位については、株式会社ダイヤモンド社「IP & Technology」のデータ、米国登録件数の順位についてはIntellectual Property Owners Association(http://www.ipo.org/)のデータに基づき、旧コニカ(株)、旧ミノルタ(株)及び当社グループ各社の件数の合算値を使用し推定。

以下、特に重要事業領域である情報機器、オプト、メディカル&グラフィックの事業における特許群の事業への貢献について報告します。

(1) 情報機器事業

情報機器事業では、特にカラーMFP、カラープリンタの領域において高いシェアを有しており、今後さらに事業基盤を強固にし、拡大するために技術・商品の開発を推し進めています。これを支える技術分野は以下に示すとおりですが、この分野において特許的な優位性を確保するための特許活動を積極的に実施していることを示す一つの指標として、下図に日本公開特許累積件数のグラフを示します。

  1. 低速から高速までの幅広い製品ラインナップの実現を可能とした共通ファームウェア分野
  2. 高画質を実現するカラー画像処理技術分野
  3. 業界最高水準のトナーの小径化と均一化を達成し、高精細・高画質を低コストで実現する重合法トナー分野
  4. 印刷機に匹敵する印刷速度と大量処理能力、及び製本まで行える多彩なフィニッシング機能を提供し、印刷事業の多様な要望に即応できるオンデマンド印刷システムの構築を実現する高速プリント技術分野
  5. 顧客に最適なドキュメントワークフローやネットワーク・セキュリティ、認証等の豊富な機能を提供するネットワークソリューション技術分野

注力分野の日本公開特許累計件数(2001年度以降)

(2) オプト事業

光ピックアップレンズ分野日本公開累計(Fターム2H049 +2H087)

オプト事業では、既に市場において高い評価を獲得している光ピックアップ対物レンズ分野において、集中的に特許の取得を行い、この分野における特許的な優位性をより確実なものとすることにより事業の安定性を図り、事業貢献を果たしています。
なかでも、DVD/CD互換ピックアップレンズ分野においては、重要技術をカバーする特許を国内外で多く保有しており、2種類の光ディスクに対し1つの対物レンズで記録や再生を可能にした回折型互換対物レンズの重要な特許もこの中に含まれています。さらに、今後大きな期待が寄せられるブルーレーザを用いた次世代光ピックアップレンズ分野の出願にも注力しており、この分野での特許権の蓄積を進めています。右図は光ピックアップレンズ分野の日本出願公開累計件数(2001年度以降)です。光ピックアップレンズ分野に出願を注力した結果として、特許公開件数は着実に増加しております。

(3) メディカル&グラフィック事業

医療分野における特許公開件数の推移(IPC:A61)

メディカル&グラフィック事業に関連する技術は多岐に渡りますが、医療分野では、将来の医療システムにおいてキーアイテムとなる、デジタル画像入出力機器やネットワークシステムに関する出願活動に重点をおき、この分野での特許的な優位性を確保して事業貢献の安定化を図ります。
また、印刷分野では、CTP用印刷版分野で、市場拡大を睨んで活発に出願活動を行っています。
さらに、事業の海外展開に対応して、ここ数年来、外国での権利取得に注力しています。

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