コニカミノルタについて

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Giving Shape to Ideas

研究開発セグメントと知的財産の概略

1)情報機器事業

情報機器事業では、高精細・高画質を低コストで実現する重合法トナー、コスト競争力を備えたラインナップを実現する統合ファームウェア(制御機構)、ライトプロダクション(軽印刷)市場での競争力を強化する高速プリント技術、ユーザーに最適なドキュメントワークフローを提供するネットワークソリューション技術、業界最高レベルの高画質化を実現するカラー画像処理技術などの注力分野において、既に多くの特許を取得しており、継続して権利の取得を強化しています(2004年度日本特許出願件数:前年度比10%増)。特に、重合法トナーの分野では、業界最高レベルの技術を保護すべく、トナー組成はもとより、製法、用途等の広範囲にわたり特許網を構築しています。

2)オプト事業

オプト事業では、世界トップシェアの光ピックアップ対物レンズ分野において、集中的に特許の取得を行っています。CDピックアップレンズ分野では、事業を強力にバックアップする重要特許網を国内外で構築しています。また、DVD/CD互換ピックアップレンズ分野においても、重要技術をカバーする特許を国内外で多く保有しており、基本となる、2種類の光ディスクに対し1つの対物レンズで記録や再生を可能にした回折型互換対物レンズの特許もこの中に含まれています。今後大きな期待が寄せられるブルーレーザを用いた次世代光ピックアップレンズ分野の出願にも注力しており、この分野での特許権の蓄積を進めています。このオプト事業における2004年度の日本特許出願件数は前年度比約25%増加しました。

3)フォトイメージング事業

フィルムなどの写真感光材料分野から、ドライプリントシステムを用いた新しいスタイルのプリンティング分野に資源をシフトし、デジタル画像の入出力や最適化に関わる特許取得を積極的に推し進めています。デジタル露光に適した印画紙、高画質で保存性に優れた昇華型プリント材料、低コストで色再現性に優れたインクジェットペーパーに関しては、独自の材料や製造方法について既に数多くの有用な特許を保有しています。
カメラ分野においては、銀塩カメラで培ったオートフォーカス技術を中心としてデジタルカメラにも応用可能な多くの特許を保有しています。また、高付加価値製品を支えるCCD揺動型手振れ補正技術や薄型コンパクトの実に有用な屈曲光学系などの独自技術についても特許網を構築しています。

4)メディカル&グラフィック事業

メディカル分野では、フィルムレス化に向けた事業展開に備えて、デジタル画像入出力機器およびネットワークシステムならびにソリューション分野などにおいて、特許の取得を積極的に行っています。また、グラフィック分野では、従来のプリプレス分野に加えてプレス分野での特許取得を積極的に行なっていきます。また、事業の海外展開に沿って、外国での権利取得にも力をいれています。

5)計測機器事業

三次元計測分野、色計測分野および医用計測分野を中心に、特許の取得を行っています。特に、三次元計測分野においては、これまでに取得した基本技術の特許に加えて、より高速かつ高精度の測定を可能にする3Dデータ統合技術の出願・権利化を積極的に推進しています。

6)インクジェット事業

高性能インクジェットヘッド技術および周辺技術をベースとして、印刷のデジタル化を支える最先端の産業用インクジェットヘッド、捺染業向けのインクジェットテキスタイルプリンタおよびインク等の関連製品についての特許の取得に注力しています。

7)共通基盤技術・先端技術分野

イメージセンサ、ナノ加工、画像処理、ソフトウエア、有機合成、高分子材料などの共通基盤技術に関する特許の取得とともに、有機EL材料をはじめとする次世代フラットパネルディスプレイ技術、大気圧プラズマを用いたナノコーティング技術などの先端技術に関しても他社に先駆けた特許の取得に注力しています。

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