コニカミノルタについて

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研究開発セグメントと事業戦略の方向性

当グループでは、それぞれの事業に関わる商品開発は各事業会社で行う一方、コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社においてグループ全体に共通する基盤技術の開発および新規事業創出のための先端技術の開発を行っています。
なお、2004年度の当グループの研究開発費は約660億円で昨年度よりも増加しており、対売上比で約6%となっています。

当グループにおける研究開発と事業戦略の方向性の概要は、以下のとおりです。

1)情報機器事業(MFP(多機能複写機)、プリンタなど)
<事業担当:コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社>

情報機器事業は、グループの中核事業として中期経営計画を牽引する位置付けにあり、より一層の収益拡大を図るため、特に大きな市場成長が見込まれるカラーMFP、モノクロ高速MFP、カラープリンタの領域に経営資源を集中し、これらの領域においてトップポジジョンを獲得する事業戦略(ジャンルトップ戦略)を展開しています。
当事業の研究開発の注力分野の一つは、カラー/モノクロとも出力スピードを問わずに活用できる重合法トナー(デジタルトナー)であり、この重合法トナーによる高画質化・低コスト化などの競争優位性を武器としてカラーおよび高速出力市場での収益拡大を図り、ジャンルトップの実現をより確実なものにしていきます。

2)オプト事業(光学デバイス、電子材料など)
<事業担当:コニカミノルタオプト株式会社>

オプト事業は、光ピックアップレンズ、マイクロカメラユニット等の光学製品分野および液晶ディスプレイの基幹部材となる偏光板保護用フィルム等の電子材料分野において事業を展開しており、デジタル家電などの市場が拡大する中、グループの戦略事業として位置付けられています。
当事業では、独自の光学設計技術や精密金型加工技術などをさらに磨き上げ、強みであるプラスチック成形やガラスモールドの技術融合をはじめとする様々な技術シナジーにより、高品位・高付加価値な光学製品や電子材料の提供を通じて、世界最強の光学デバイス企業の実現を目指します。

3)フォトイメージング事業(写真感光材料、カメラ、インクジェットメディアなど)
<事業担当:コニカミノルタフォトイメージング株式会社>

フォトビジネス事業におけるフィルム、印画紙等の銀塩感材事業分野では、市場変化に見合った事業展開を図って事業利益を確保する一方、資源を新しいデジタルプリンティング分野に配分し、デジタル化に向けた事業構造の転換を推進していきます。カメラ事業分野では、デジタル特有の独自技術の開発に注力し、この独自技術をこれまでに銀塩カメラで培ってきた基本的なカメラ技術と融合させて高付加価値製品を実現することにより、利益の改善を徹底していきます。

4)メディカル&グラフィック事業(医療用・印刷用製品など)
<事業担当:コニカミノルタエムジー株式会社>

デジタル商品及びソリューション事業の積極展開で収益を確保し、コンベンショナルフィルム主体の事業から新規成長事業への転換を図ります。メディカル分野では、デジタルX線入出力機器およびソリューションビジネスを本格的に展開するとともに、既存領域以外にも事業を拡大していきます。また、グラフィック分野では、フィルムレス化の市場トレンド並びに増加するデジタル印刷に適応した事業構造に転換を図るべく、色校正システムなどプリプレス分野に加えて、次世代コンピューター製版システムおよび小ロット印刷システムなどのプレス分野にも事業を拡大していきます。

5)計測機器事業
<事業担当:コニカミノルタセンシング株式会社>

測定アルゴリズム技術、校正技術、評価技術、システム設計技術を基盤とした三次元形状・色・光・温度の高精度な計測技術をベースに、幅広い計測分野で事業を展開しています。特に、非接触三次元計測分野においては高いシェアを誇る非工業用計測領域に加えて、工業用途での大幅な売上拡大を目指し、事業の原動力としていきます。また、色計測分野および医用計測分野では、安定収益の維持を図ります。

6)インクジェット事業
<事業担当:コニカミノルタIJ株式会社>

2005年1月、コニカミノルタIJ株式会社は、インクジェット技術を用いたビジネスを推進するために誕生しました。当グループが銀塩感光材料などにおいて長年に亘って培ってきた材料技術とエレクトロメカニクス技術等をベースに、高画質・高信頼性インク技術、高性能インクジェットヘッド技術および周辺技術の研究開発に注力しています。これらの技術を存分に活かし、今後の市場拡大と応用分野の拡大が見込まれる産業用インクジェットヘッド事業と捺染プリンタ事業での確固たる地位の確保を目指します。

7)共通基盤技術・先端技術分野
<担当:コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社>

共通基盤技術・先端技術分野の研究開発は、当グループがイメージングの領域で成長するためのエンジンとなります。前述したコニカミノルタテクノロジーセンター株式会社がこのエンジンの役割を担い、ナノ加工、有機ELなどの分野において、世界最先端の技術開発に取り組むとともに、事業会社に提供する共通基盤技術のレベルアップを図っています。

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