コニカミノルタについて

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Giving Shape to Ideas

2014年(平成26年)3月期 第2四半期 株主通信

特集 カセッテ型デジタルX線撮影装置 AeroDR

1. お客様事例のご紹介:東京女子医科大学東医療センター様

医療現場の改善・革新が職員の負担を軽減し、患者様への医療サービスの向上につながっていく

地域中核病院として活躍されている東京女子医科大学東医療センター様が、この度、当社のAeroDRを導入されました。本特集ではその目的、経緯、そして導入後の現場環境などを取材をもとにご紹介させていただきます。

大学の理念である“至誠と愛”を胸に、2つの機能を果たしています

上野病院長
上野病院長
上野病院長 当医療センターは、1934年に開設し、来年には創立80周年を迎える歴史のある病院です。
私自身は、2002年に放射線科部長として赴任し、本年4月より病院長を拝命しました。当院は荒川区の下町情緒あふれる住宅街に位置し、開設以来、地域の中核病院という側面と大学附属病院として高度医療を担い、また、人材育成を手掛けるという2つの機能を果してきています。
「ですが、赴任した当時は、驚くことも多かったです」。
医は仁術と申しますが、現場環境がおざなりにされている部分があり、結果、職員への負担も重くなり、設備も後れていました。
こうした状況の中で、高度医療、地域への充実した医療サービスを提供する上で、職員の負担軽減、医療現場の革新を目指し、総合病院としてのあるべき姿を追求するために、環境整備を決意いたしました。

AeroDRとの出会いは海外でした

RSNA
RSNA
上野病院長 そのような決意のもと、約10年前に導入したX線撮影のCR(コンピューティドラジオグラフィー)システムが更新の時期を迎えていました。
そんな折、2012年11月のRSNA(北米放射線学会)の放射線医療機器専門見本市会場でAeroDRとの出会いがありました。
世界40カ国・地域から667社が製品を展示している中、外国人関係者の人だかりが出来るほど盛況なブースがあり、興味本位で立ち寄ると、人だかりの中心にAeroDRがありました。
従来ではあまり見られない光景に一人の日本人として「喜び」を感じたと同時にAeroDRに非常に良い印象を持ちました。
帰国後、私はすぐさま今回のフラットパネルの検討にAeroDRも加えるようにと田中副技師長に伝えました。

すでにその時、 比較検討で盛り上がっていました

田中副技師長
田中副技師長
田中副技師長 効率良く、患者様に適切な医療サービスを提供でき、職員の負担も軽減できる。このような観点からこの時すでに新しい製品選定で盛り上がっていました。選定の最大のポイントは、“軽さと堅牢性”です。ワイヤレスフラットパネルはどこへでも運べ、撮影が可能ですが、職員が持っていかなければなりません。軽量と丈夫さが選定の基本です。また、当院には様々な撮影機材が入っており、製品の選定には、それらと同様以上の扱い易さと既存システムをそのまま使用できるという点もポイントとなります。
各社製品を扱った経験のある油原主任の意見も聞き、AeroDRの採用を院長に提案しました。

導入した実際の現場では

診療放射線技師 油原主任
診療放射線技師 油原主任
診療放射線技師 油原主任 当初は、当時使っていた他社製品への信頼も強かったのですが、AeroDRの良い評判を交流のある他の医療機関の担当者から聞くことが多かったので、試してみる価値はあると考えていました。
そんな中、コニカミノルタさんの営業の方から熱心な提案を受け、使ってみて納得しました。実際の導入後、持ち運びだけでなく、撮影した画像をリアルタイムで見られるようになり、大変便利になりました。ワイヤレス化により、手術室や病室などでも比較的容易に撮影でき、撮影した画像もすぐにその場で確認できるようになりました。また、患者様の被曝低減も優れた特徴としてあげられます。

現場が汗をかかなくなりました

AeroDR
AeroDR
上野病院長 海外での出会いがキッカケとなり、現場の声を大切にした結果、今回のAeroDRの選定となりました。導入後約3ヶ月が経ちますが、リアルタイムで画像が見られる様になったことから、従来何枚ものカセッテという撮影用の板を持ち運ばなければならなかった労力から解放され、尚且つパネル自体が軽量設計であるため汗をかかなくなりました。そして、現場が秘かに喜んでいるのが、患者様の患部を的確に捉えているかがすぐに確かめられること。これが、実際に画像を見るまでの不安・緊張を取り除き、万が一の冷や汗もかかなくなりました(笑)。

この度のAeroDRの導入などにより、当院はX線撮影分野でトップレベルのシステムを持つようになり、近況では、他の医療関係者の見学が増えています。しかしながら、今回のAeroDRの導入は当院が抱える課題解消の一端であり、電子化による働きやすい環境づくりをこれからも進めていきます。そして地域住民の皆様に対する医療サービスの充実と高度医療と人材育成の使命を果していきます。

東京女子医科大学東医療センターの概要

開設 昭和9年
所在地 東京都荒川区西尾久2-1-10
病床数 495床
外来患者数 約1,300人/1日
職員数 約1,200人

東京女子医科大学東医療センター

取材にご協力いただき、ありがとうございました。コニカミノルタはこれからもお客様の声を大切に、医療分野の革新に貢献してまいります。

2. AeroDRの実力

大型病院からクリニックまで幅広い医療現場で活躍するAeroDR

X線フィルムのパイオニアであるコニカミノルタは現在、医療のデジタル化、ネットワーク化を支える機器やシステム、ITサービスをトータルに提供しています。
X線画像診断の領域では、世界最軽量※をはじめとする数々の優れた特徴を持つ無線カセッテ型DR AeroDRを2011年3月から販売。
大型病院からクリニックまで、幅広い医療現場で、医療に携わる方々や患者様の負担を大きく軽減しています。

2013年8月時点

AeroDRの特徴

1.効率性 2.軽量性 3.堅牢性 4.持続性 5.安全性

※DR(デジタルラジオグラフィー): 照射されたX線をセンサーパネルで受光し、ダイレクトにデジタル画像を得るため、一般的にCR(コンピューティドラジオグラフィー)よりも画質が良く、また即時性に優れる。

AeroDRの特徴画像

AeroDRは、画像データの送信を無線で行えるワイヤレスタイプとして、院内での持ち運びが可能です。
その際、“世界最軽量”の軽さが検査技師の皆様に喜ばれています。

AeroDRの特徴画像

操作の妨げとなるケーブルなどが無いため、様々な環境でハンドリングの作業性を向上させています。
これが、患者様、職員の方々の負担を軽減しています。

AeroDRの特徴画像

撮影後、1秒台ですぐに画像を見ることができ、撮影が適正だったか等の確認が可能です。
これが、患者様に対する迅速な診断につながります。

3. コニカミノルタのヘルスケア事業

成長が予想されるヘルスケア分野でのジャンルトップ戦略

コニカミノルタはヘルスケア事業を新たな成長事業と位置づけ、同分野でもジャンルトップ戦略による持続的な成長を目指しています。
既に国内で競争優位性があり販売数が伸長しているカセッテ型DRはGEヘルスケアなど有力なパートナーと提携し、海外での販売拡大を図り、着実に成果を挙げています。
更に医療機関向けITサービス、超音波画像診断装置の商材を加え、医療現場の革新に貢献しながら、成長に向けた取組みを進めてまいります。

ヘルスケア事業

X線画像診断システム、超音波画像装置、医療ITサービス

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