コニカミノルタについて

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コニカミノルタ 第1四半期 株主通信

営業概況(平成19年4月1日~同年6月30日の3ヶ月)

第1四半期としては、過去最高益

連結売上高 2,524億円(前年同期比 +4.6%)

カラーMFP(デジタルカラー複合機)の販売が引き続き好調な情報機器事業や次世代DVD用ピックアップレンズなど成長製品をもつオプト事業などが当社グループの成長を牽引し、フォトイメージング事業の終了に伴う売上減少分を補い、前年同期比で4.6ポイント上昇し、2,524億円となりました。フォトイメージング事業を除いた実質ベースの比較では前年同期比で12.6%の増収となりました。

営業利益 247億円(前年同期比 +11.2%)

競争激化に伴う価格下落や銀など原材料価格高騰の影響を、コストダウンの取り組みや販売数量の増加などで吸収、また為替の円安効果もあり、売上総利益率は前年同期の49.0%から49.9%へと上昇しました。販売費及び一般管理費は、カラーMFPに注力する情報機器事業など成長分野を中心とした研究開発費の増加など前年同期比で54億円の増加となりました。その結果、営業利益は247億円となり前年同期比24億円(11.2%)の増益となりました。

経常利益 277億円(前年同期比 +29.1%)、四半期純利益 161億円(前年同期比 +52.9%)

営業外損益で円安に伴う為替差益の好転などがあった結果、経常利益は前年同期比62億円(29.1%)増益の277億円となりました。また、税金等調整前四半期純利益は274億円(前年同期比23.4%増)、四半期純利益は161億円(前年同期比52.9%増)となりました。

中期経営計画「FORWARD 08」の確実な遂行、注力分野に積極投資

平成18年度から始まる3ヵ年の中期経営計画「FORWARD 08」のもと、成長分野への集中と「ジャンルトップ戦略(特定の事業領域、市場に経営資源を集中して、その中でトップブランドの地位を確立する)」の確実な遂行によって、グループの成長とグループ企業価値の最大化に取り組んでいます。
これに沿って、液晶パネルの基幹部材として需要拡大が続くTACフィルム(偏光板用保護フィルム)の第5製造ライン(兵庫県神戸市)の建設への積極投資を行った結果、設備投資額は227億円となりました。

財政状況

総資産 9,728億円(前期末比 +218億円)

有形固定資産等が増加したことが主な要因です。有利子負債は29億円増加の2,322億円となりました。

純資産 3,865億円(1株あたりの純資産 725.59円)、自己資本比率 39.6%(前期末比 +1ポイント)

主として利益の創出による利益剰余金が増加しました。

営業活動によるキャッシュ・フロー 218億円

税金等調整前四半期純利益274億円に加え、減価償却費、売上債権の減少等によりキャッシュを創出したものの、たな卸資産の増加、仕入債務の減少、法人税等の支払い、フォトイメージング事業の事業撤退損失引当金の減少等により、218億円となりました。

投資活動によるキャッシュ・フロー △201億円

主に情報機器事業及びオプト事業における有形・無形固定資産の取得により、201億円の支出となりました。

財務活動によるキャッシュ・フロー 16億円

当四半期末の現金及び現金同等物の残高 △49億円

配当金の支払い53億円等により49億円の支出となりました。

当四半期末の現金及び現金同等物の残高 853億円

前期末残高に比べ12億円減少しました。

セグメント別営業概況

情報機器事業:MFP(デジタル複合機)、プリンタなど

前年同期比:14.6%の増収、33.1%の増益。主力のカラーMFPが引き続き成長を牽引。

情報機器事業に関する売上高・営業利益

MFP分野:

「ジャンルトップ戦略」のもと、国内外市場において需要成長が続いている一般オフィス向けカラーMFPの販売拡大に注力しています。当四半期は、高速領域に重点をおいて新製品を集中して投入するなど、「bizhub(ビズハブ)シリーズ」のカラーMFPの品揃えを一層強化しました。新開発の重合法トナーとタンデムエンジンによる高画質・高生産性と最新のネットワーク機能・セキュリティ機能を装備するなど高い商品競争力を有しており、これら新製品を中心としてカラーMFPの販売は好調に推移しました。また、プロダクションプリント分野では、大企業の社内印刷部門や大手フランチャイズプリントショップなどを主要顧客として高い成長が見込まれています。当社は当分野においても事業拡大に注力しています。「bizhubPRO(ビズハブプロ)シリーズ」のカラー及びモノクロ高速MFP全4機種と品揃えも充実し、米国市場を中心に販売は好調に推移しました。

プリンタ分野:

これまで以上に大量プリントが見込まれる一般オフィスをターゲットとして中高速セグメントのタンデムカラーレーザプリンタ「magicolor(マジカラー) 5570シリーズ」などの販売強化に積極的に取り組みました。

オプト事業:光学デバイス、電子材料など

前年同期比:16.7%の増収、9.3%の減益。売上は順調に推移するも、液晶関連部材に対する価格圧力の影響や生産設備増強に関わる減価償却費の負担増で減益。

オプト事業に関する売上高・営業利益

ディスプレイ部材分野:

昨年9月に竣工したTACフィルムの第4製造ラインの本格稼動により生産能力を増強し、特に、本年1月から新製品への切換えを進めてきた視野角拡大フィルムはお客様からの評価が高く、成長拡大が続く大型液晶テレビ向けの販売は好調に推移しました。

メモリー分野:

主力製品である光ディスク用ピックアップレンズは、CD向けなどで販売が減少しましたが、DVD向けではハイエンド製品の需要が回復し始めました。また、BD(ブルーレイディスク)やHD-DVDなど次世代DVD向けの販売は堅調に推移しました。ガラス製ハードディスク基板は、顧客サイドの在庫調整の影響もあり当四半期は前年並みの販売に留まりましたが、垂直磁気方式への対応は順調に進んでいます。

画像入出力コンポーネント分野:

国内外の有力顧客向けにカメラ付携帯電話用のマイクロカメラモジュール/マイクロレンズユニットの販売が大きく伸張しました。

メディカル&グラフィック事業:医療用・印刷用製品など

前年同期比:ほぼ前年同期並み売上高、52.4%の減益。売上は、ほぼ前年同期レベルを維持するも、フィルムの原材料となる銀価格の高騰の影響や研究開発費の増加などもあり減益。

メディカル&グラフィック事業に関する売上高・営業利益

医療・ヘルスケア分野:

デジタルX線画像読取装置「REGIUS(レジウス)」シリーズや画像出力装置「DRYPRO(ドライプロ)」シリーズ等のデジタル入出力機器の販売強化に注力しました。当四半期は、診療所やクリニックなどにおけるIT化に対応した新製品「REGIUS MODEL 110」の販売を本年6月より開始しました。これらデジタル入出力機器の販売は、新製品導入後まだ間もないこともあり前年比微増に留まりました。

印刷分野:

印刷工程のデジタル化に伴いフィルムレス化の傾向が一層進行する中、販売強化に取り組んでいる海外市場を中心にフィルム販売は堅調に推移しました。また、デジタル機器販売では、独自開発のRIP技術を搭載したオンデマンド印刷システム「Pagemaster Pro (ページマスタープロ)6500」の拡販に積極的に取り組みました。

その他

計測機器事業:色計測・三次元計測機器など

前年同期比:17.2%の増収、69.8%の増益

独自の光計測技術を活用して、測色計・輝度計・照度計・血中酸素濃度計・黄疸計・三次元形状測定器などユニークな計測機器を国内外のお客様に提供しています。分光測色計など物体色を中心とした色計測分野での販売が堅調に推移しました。また、三次元計測分野では、工業用途・学術用途向けに三次元デジタイザ(三次元で形状測定する装置)「Vivid(ヴィヴィッド)9i」などの販売強化に取り組みました。

産業用インクジェット事業:プリンタヘッド及びインク、テキスタイルプリンタなど

前年同期比:5.4%の増収、24.1%の減益

当社の保有するインクジェット技術や化学、インクに関する独自技術を活かして大手産業用プリンタメーカー向けに高精細プリンタヘッドやインク、及びテキスタイルプリンタ用として大型インクジェットプリンタの販売を行っています。経済成長が続く中国市場向けに需要が伸びている屋外広告用大判プリンタのプリントヘッドの受注を複数の有力プリンタメーカーから獲得しました。

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