ダイバーシティ
社外での経験・グローバル視点の活用
クリックするとページ内の該当箇所へジャンプします。
コニカミノルタのアプローチ
背景と課題認識
ダイバーシティの推進をイノベーションの創出につなげるには、国籍や人種、性別、年齢、専門性などの多様性を持った人財を擁するとともに、個々の従業員が多様な経験・視点を持つことも重要です。コニカミノルタは、多様な人財同士が、異なる観点からのアイデアをぶつけ合うことによってイノベーションが生まれると考えています。
目指す姿
コニカミノルタは、キャリア人財と海外人財の活用を積極的に推進しています。加えて、従業員が社外で幅広い経験・知見を得るための後押しや、多様な人財がアイデアをぶつけ合える「場」の提供にも努めています。 これらを通して、イノベーションを創出することで、世界中のお客様のご要望に応えていくとともに、既存の概念にとらわれない、新たな価値創造を目指します。
重点施策
- 日本国内におけるキャリア人財・海外人財の積極採用
- 社外での経験・知見を得る機会の提供
- グローバルな人財交流を活性化し、互いに刺激し合い、学び合える「イノベーション創出の場」の提供
国内におけるキャリア人財・海外人財の積極採用
コニカミノルタ(株)では、イノベーション創出のため、国内におけるキャリア人財の採用を積極的に行っています。また、新卒採用においても、外国籍の方や、海外在住経験のある日本人を積極的に採用するなど、人財の多様性確保に努めています。特に、外国籍の優秀人財獲得にあたっては、インド工科大学へのリクルート活動を継続的に行っており、優秀なIOT人財獲得に繋げています。
2021年度 キャリア人財採用比率
- 採用人数に占めるキャリア人財の比率 : 52%
2022年4月入社 グローバル人財比率
- 新入社員に占める外国籍従業員の比率 : 8%
過年度のデータはESGデータ内の社会データ(Excel) をご参照ください。
社外での経験・知見を得る機会の提供
さまざまな取り組みを通じて個の多様性を強化し、多様な経験・知見を得た人財を増やすことで、さらにダイバーシティを推進していきます。
従業員の兼業・副業の解禁およびジョブ・リターン制度の導入について
コニカミノルタ(株)では、社外での経験による個々人の多様性強化を目的として、2017年より従業員の兼業・副業の解禁およびジョブ・リターン制度を導入しています。
海外経験を通じた若手人財の育成について
コニカミノルタ(株)では、若手従業員を海外の販売会社や世界トップクラスのビジネススクールなどに派遣する「若手海外派遣プログラム」を実施しています。このプログラムは、多様な価値観のなかでの交流やリーダーシップの実践を通じて、グローバルに活躍するために必要な視座の向上・視野の拡大を図り、早期にリーダーを育成することを目的としています。
イノベーション創出の場の提供
コニカミノルタの海外グループ会社では、事業を超え、国を超え、イノベーションを創出・加速する仕掛けづくりとして、Technology Innovation Programを実施しています。
EU圏内では2015年度から開始し、毎年10カ国以上からメンバーが集い、6カ月間志を同じくする仲間たちとともに、事業課題に即した新たな製品・サービスやプラットフォームの検討を行っています。
また、2019年度からはアジアパシフィック地域、2020年度からはアメリカにも展開を広げ、コニカミノルタの新たなイノベーションの創出を加速しています。