コニカミノルタ

コニカミノルタについて

「第21回環境コミュニケーション大賞」で「地球温暖化対策報告優秀賞」を受賞
~3年連続の入賞~

2018年3月6日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、環境省と一般財団法人地球・人間環境フォーラムが主催する「第21回環境コミュニケーション大賞」において、「地球温暖化対策報告優秀賞」を受賞しました。
「第19回環境コミュニケーション大賞」から3年連続の入賞となります。

受賞対象となったのは「コニカミノルタCSRレポート2017」および「コニカミノルタ環境報告書2017」で、コニカミノルタは、バリューチェーン全体にわたり、自社の経済的価値と社会の環境価値の創出の双方を見据えた計画設定とその説明が分かりやすい点、2050年の長期目標の達成に向けた道筋が明確にされているとともに、マテリアルな環境課題を自社の経営戦略の中枢に組み込むことに成功している点などが評価を受けました。

「2018年環境コミュニケーション大賞地球温暖化対策報告優秀賞」ロゴ

コニカミノルタの環境コミュニケーション活動

地球規模での環境課題を解決するには、自社内だけの取り組みでは限りがあります。しかし、調達先、お客様、地域社会といったステークホルダーとともに取り組んでいくことで、環境への貢献をより大きくすることができます。こうした考えのもと、コニカミノルタでは2009年に、2050年を見据えた長期環境ビジョン「エコビジョン2050」を策定しました。2050年までに製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を2005年比で80%削減することを目標としています。さらに、2017年度には「カーボンマイナス」という概念を盛り込みました。これは、調達先、お客様、地域社会など多様なステークホルダーとの連携によって、2050年までに自社責任の製品ライフサイクルCO2排出量を上回る、自社責任を超えたCO2削減効果を生み出す新たなコミットメントであり、コニカミノルタが存在することで社会全体でのCO2排出量が減る状態を目指しています。
その機会創出のために、自社のグローバルな環境活動の実績や活動内容についてステークホルダーに理解を深めて頂くよう、積極的な情報発信を行っています。

1.CSRレポートと環境報告書による情報開示

コニカミノルタは、「コニカミノルタCSRレポート2017」において、主要な環境への取り組みを日・英・中・独・仏の5言語で報告するとともに、より詳しい情報をウェブサイトで提供し、自社の事業に密接した国や地域のステークホルダーに広く情報開示を行っています。
「コニカミノルタ環境報告書2017」は、CSRレポートから独立して制作している、環境に特化した年次報告書で、基本的な考え方および2016年度の活動内容についての豊富な情報を系統立てて全104ページにまとめています。

「コニカミノルタCSRレポート2017」「コニカミノルタ環境報告書2017」の表紙

2.調達先、お客様との取組み

コニカミノルタは、自社内でこれまでに蓄積してきた事業貢献やコスト削減につながる環境経営のノウハウをオープンにし、調達先やお客様の環境活動を支援する活動を進めています。この活動の新たなパートナーを見つけるために、日本や中国を中心に環境経営説明会や工場見学を度々開催しています。
また、自社のノウハウをデジタル化し、より多くの企業へ提供することで、環境への貢献度を飛躍的に高めることにつながると考え、2016年度から環境経営支援コンテンツ「biz-Library(ビズライブラリー)(環境経営)」サービスを提供しています。

3.株主・投資家とのコミュニケーション

株主・投資家に対しては、非財務情報を適正に公開して信頼を獲得することを目指しています。DJSI Worldなど各種SRIインデックスへの選定や、株主総会での環境取り組み紹介に加え、昨年は投資家とアナリストを対象としたESG説明会を開催しました。
これからも、コニカミノルタは、お客様への約束「Giving Shape to Ideas」のもと、グローバル社会から支持され、必要とされる持続可能な企業をめざし、事業活動を通じて社会の質を向上させる価値を創出することにより、社会的課題の解決に貢献してまいります。

環境コミュニケーション大賞について

環境コミュニケーション大賞は、優れた環境報告書や環境活動レポートなどを表彰することにより、事業者などの環境経営および環境コミュニケーションへの取り組みを促進するとともに、環境情報開示の質の向上を図ることを目的に、環境省および地球・人間環境フォーラムが主催する表彰制度です。今回は、環境報告書部門209点、環境活動レポート部門130点の合わせて339点の応募がありました。

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