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コニカミノルタ(イギリス)が「グリーンアップル賞」受賞
~使用済み包装材の再資源化を徹底し、環境負荷低減とコストダウンを推進~

2013年12月26日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、 社長:松﨑 正年、以下 コニカミノルタ)の英国における情報機器販売会社であるKonica Minolta Business Solutions (UK) Ltd. (コニカミノルタビジネスソリューションズ(UK)社、本社:Basildon、社長:Neil Dingley、以下 コニカミノルタUK)は、物流拠点における包装材の再資源化の取り組みに対して、世界的な非営利環境団体「グリーン機構(The Green Organisation)」より「グリーンアップル賞」を受賞しました。


1994年に始まった「グリーンアップル賞」は、地球環境保全の推進を目的とする非営利団体「グリーン機構」(本部:ロンドン)が環境取り組みの優秀事例を表彰するものです。英国の環境局や環境衛生研究所、廃棄物管理協会などの有識者からなる審査員の厳正な審査を経て受賞が決定しました。11月にロンドンの英国下院で開催された表彰式において、コニカミノルタUKの代表者に「グリーンアップル賞」が授与されました。

複合機の包装材として使われる発泡スチロールは、緩衝材として高い性能を持つ特長がある一方、使用後にかさ高いものを産業廃棄物処理業者がトラックで運搬する必要があるため、より効率のよい資源循環が物流拠点の課題でした。コニカミノルタUKでは、発泡スチロールを圧縮してインゴット(塊)に成型し、再生材として資源循環させる施策にいち早く着手し、2007年から基幹物流倉庫で展開しています。2013年には圧縮装置を更新し、さらなる生産性向上に取り組んでいます。インゴット化された発泡スチロールは業者を通じて売却し、再生プラスチック製品のメーカーなどが材料として利用することで、資源が社会全体で循環して活用されます。

インゴット化で体積が小さくなった発泡スチロールは、少ないスペースで保管できるため、倉庫の効率的なスペース活用を促進しています。また、輸送に使うトラックの台数を削減し、輸送コストを下げるとともに、運搬に伴うCO2排出量の削減にも寄与しています。この他にも、使用済みビニール袋を圧縮して排出することで運搬効率を高めるなど、資源循環とコストダウンの両方を推進しています。このような環境負荷低減とオペレーションの効率化に向けた積極的な取り組みが高く評価されました。

コニカミノルタでは、英国の取り組みを日本の基幹物流倉庫にも水平展開し、優れた環境活動をグローバルに実践しています。

コニカミノルタUKにとって、これは3回目の「グリーンアップル賞」受賞となります。これまでに、2009年に地域の小学校の環境教育プログラムを支援する取り組みに対して、また2011年にはお客様のオフィスの環境負荷低減を推進する「OPS グリーン・オーディット・プロセス」の取り組みに対して同賞を受賞いたしました。

コニカミノルタグループは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」の下、開発・生産から物流・販売・サービスも含めた事業プロセスの各段階でコストダウン・販売促進とともに環境負荷低減を実現してまいります。

OPS: Optimized Print Services(プリント環境最適化ソリューション)

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