コニカミノルタ

コニカミノルタについて

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東日本大震災から1年:復興への道のりを支援

2012年3月11日

かつて経験したことのない大規模な災害をもたらした東日本大震災から1年が経ちました。被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

この節目の日に1年を振り返りますと、コニカミノルタは2011年3月11日の震災発生当日に立ち上げた災害対策本部を中心に、グループ一丸となって被災地支援に取り組んでまいりました。私たちがめざしたのは、未曾有の危機に立ち向かう人々の力になるために、グループの持つ力を最大限活用できる活動をかつてない柔軟な思考で発想し、スピード感を持って実行することでした。被災地での救急医療に携わる機関へいち早く医療用計測機器を提供するほか、日本赤十字社を通じて救援金を拠出いたしました。さらに、医療用画像診断システムの無償貸与を通じて地域の医療活動を支援する一方、包括的なITサービスの無償提供を通じて地元企業・自治体の速やかな業務再開をお手伝いいたしました。

また、昨年4月には自治体からの要請に応え、グループの主要拠点がある東京都八王子市および日野市内へ避難されておられる方々に同市内の社宅をご提供いたしました。昨秋には、新入社員(約100名)を被災地へ派遣し、がれき撤去や養殖場整備などの作業に参加しています。このような活動を通じ、私たちは被災された方々と共に語り、働き、その視点に近づいて課題解決の道を探る重要性を改めて深く心に感じています。

一方、震災を機に、環境とエネルギーがかつてないほど重要な社会的課題となりました。コニカミノルタは、お客様のオフィスの節電の取り組みのお役に立てるよう、業界に先駆けて昨年6月に複合機の仕様・設定変更による省電力化対応を実施するなど、独自の技術を目に見える省エネへ積極的に転用してまいりました。その他にも、各事業会社において省エネ・省資源型の新製品・サービスの開発を加速しています。中長期的目標として、有機EL照明に代表される革新的な新世代の環境配慮型製品を事業として育てるべく取り組んでいます。

復興の道のりは長く険しいと誰もが認識しています。少しでも早い復興に向け、コニカミノルタグループは、人と人とのつながりを大切にし、将来に希望を抱いて歩み続ける皆様を支援し続けていきたいと思います。本年は、4月から9月にかけて東北3都市を巡回する展覧会『ルーヴル美術館からのメッセージ:出会い』を協賛いたします。また、9月開催の「日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」では、昨年に引き続き復興支援のチャリティイベントの開催を予定しております。

コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas 革新はあなたのために。」の下、コニカミノルタは、社会に求められる価値を真摯に見つめ、内外の連携を活用した独創的なソリューションを生み出しながら、企業活動を通じて復興のお役に立てるよう、グループを挙げて全力で取り組んでまいります。

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