コニカミノルタ

コニカミノルタについて

責任あるサプライチェーン

コニカミノルタのサプライチェーン管理

サプライチェーン管理

人権が尊重された持続可能な社会の構築に向けて取り組んでいます。

コニカミノルタはグローバル企業として、世界50カ国にグループ拠点を持ち、グループ全体の調達金額は約5,300億円です。
その地域比率としては日本36%、中国26%、欧州14%、米国13%、ASEANその他地域11%となっております。
コニカミノルタでは、メーカーとしての高品質なモノづくり力を活かした生産活動を実施しており、主要な生産拠点は日本、中国とASEANに有しています。コニカミノルタグループでは調達を、直接生産に使用する物品と、会社運営、事業活動、開発および間接的に生産に必要な物品・サービスに分け、それぞれ直接材調達と間接材調達として活動を行っています。
直接材調達では、生産に必要な部品や原材料は生産拠点に近い地域から調達することで、物流コストの削減や環境負荷の低減を図ることができるため、現地調達が可能な資材については生産拠点の近くで調達するリージョナル調達を基本として推進するとともに、資材の一括購入によるコストダウンや、高い技術力が必要となる高付加価値部品は日本の調達部門が集中調達するなど、ワールドワイドに最適な調達先を選定するグローバル調達を戦略的に使い分けています。近年の中国における大規模爆発事故や環境規制の強化により、中国国内の特定の工業団地において一時的に操業が停止する事態が発生しております。コニカミノルタにおいても一部の原材料の供給が止まり、生産における原材料の在庫がひっ迫する事態が一時的に発生しました。このような事態により、お客様への商品供給に滞ることが無いように、コニカミノルタでは、原材料の供給ルートを粗原料まで遡り把握を行い、リスクの高い原材料につきましては、中国以外の調達先探索・調達先の複数確保や代替材料検討に取り組んでおります。
また間接材調達においても、各国拠点で調達すべき費目とグローバル契約によるワールドワイドでの最適調達を組み合わせ、効率的な調達を進めています。
コニカミノルタの主力事業である情報機器事業においては、販売後の機器メンテナンスに関する作業が必須のため、サービス系費用が必要となります。また、モノ売りからコト売りへのビジネスモデル変革を進めるうえでのITソリューションの提供の拡大にともないサービス系費用が増加しています。
コニカミノルタは、人・場所・国・変動に依存しない生産方式を確立するというデジタルマニュファクチャリング構想に沿って、中国からマレーシアを中心としたASEANへ調達先をシフトさせております。
生産資材以外の物品、サービスに関しても管理部門により戦略的にコストダウンを進めております。

2019年度 調達地域分析(調達額ベース)「2019年度 調達地域分析」のグラフ

2019年度 調達分類分析(調達額ベース)「2019年度 調達分類分析」のグラフ

コニカミノルタは、原材料や部品などの資材の供給や生産、物流やサービスをお願いするお取引先の皆様を、“事業活動に不可欠なパートナー”と考えています。お取引先の皆様とともに「世界中のお客様に、革新的な製品やサービスをタイムリーに提供する」という共通の目的に取り組むため、透明で公正な取引を通じた信頼関係の構築に努めています。
世界には労働者の権利に配慮されているとは言えない強制労働や劣悪な環境で働かされている労働者が存在し、特に児童、外国人(移民)労働者がその負の影響にさらされる可能性が高いことをコニカミノルタは認識しています。
コニカミノルタのサプライチェーンにおけるCSR調達の目指す姿は、人権が尊重された、持続可能な社会を構築することです。企業は製品だけでなく、製品をお客様にお届けするためのサプライチェーンについても労働(人権)、倫理、環境、安全衛生の改善などの社会的責任を持つ必要があるとの認識のもと、持続可能な社会の構築に向けて、グループ生産拠点はもとより、原材料や部品などの資材の供給や生産をお願いするお取引先の皆様とともにこれらの改善に取り組むCSR調達を推進しています。調達・生産・物流の事業活動の中でお取引先と協働して人権尊重をはじめとした社会課題の解決に取り組み、両者の企業価値を向上させるとともにお客様に安心して製品を購入していただき、持続可能な社会の構築に貢献いたします。コニカミノルタは、CSR調達をグローバル企業としての社会的責任としてだけでなく、労働環境改善にともなう従業員満足度の向上や離職率の低下により、サプライチェーンにおける事業リスクの低減や品質向上につながるものと認識し、積極的に展開していきます。

サプライチェーン:調達、生産、物流、販売を経て、お客様に製品やサービスが提供されるまでの一連の流れ

コニカミノルタのサプライチェーンにおけるCSR調達の概念図

調達に関する方針

サプライチェーンにおける方針を定め、継続して改善を進めています。

コニカミノルタグループでは、適正な調達に関する取り組みを推進するため、調達活動全般の方針である「コニカミノルタ調達方針」を2008年度に策定しました。オープン、フェア、グローバル、コンプライアンス、エコロジーを基本姿勢として掲げるとともに、お取引先への要請内容を明確にしています。

この方針のもと、2013年度のRBAへの加盟を機に、RBA行動規範を「コニカミノルタサプライヤー行動規範」としました。これは、サプライチェーン上の労働(強制労働、児童労働、結社の自由など)、倫理(知的財産、プライバシー、腐敗防止など)、環境(エネルギー使用、CO₂/GHG排出量を含む気候変動の影響、水利用、汚染、廃棄物、資源利用など)、安全衛生(緊急時の備え、労働災害、産業衛生など)分野における継続的改善を通して持続可能な社会の構築に貢献していくために、コニカミノルタがサプライヤーへ遵守を要請しているものです。また、2014年度には「コニカミノルタ紛争鉱物対応方針」を定め、これに基づき紛争鉱物問題への対応を進めています。
また、取引基本契約書にも「コニカミノルタサプライヤー行動規範の遵守」を盛り込み、お取引先にも本行動規範の遵守を要請しています。

RBA(Responsible Business Alliance):サプライチェーンにおけるCSR推進団体

コニカミノルタ調達方針

私たちコニカミノルタグループは、「新しい価値の創造」の経営理念のもと、社会の発展に寄与する革新的な製品・サービスを創出し、お客様の満足を追求します。

調達活動においては透明・公正を基本としてお取引先と強いパートナーシップを築き、ともに社会的責任を果たすことにより、持続可能な社会の実現を目指します。

  1. OPEN

    私たちは、常に透明で信頼される姿勢でお取引先と接し、長期的かつグローバルな視点から目標の共有化ができる開かれた調達を実践します。

  2. FAIR

    私たちは、自由競争の原則のもと、合理的な評価尺度に基づき取引を行うものとし、お取引先との相互利益を追求します。

  3. GLOBAL

    私たちは、グローバルな視点から最適な地域での調達を実践します。

  4. COMPLIANCE

    私たちは、各種法令、企業倫理、社内規則類を遵守します。

  5. ECOLOGY

    私たちは、地球環境の保全、生態系への影響低減に率先垂範して努めることにより、国際・地域社会へ貢献します。

お取引先へのお願い

お取引先と強いパートナーシップのもと、お客様の満足を追求し、合わせて社会的責任を果たすため、お取引先の皆様には以下の項目への取り組みをお願いします。

  1. 優良な品質

    各国・地域の安全規格の遵守をはじめとした製品・サービスの安全性の確保と、お客様の求める品質の維持・向上

  2. 適正価格

    市場競争力のある価格の追求

  3. 需要変動への対応

    需要変動に柔軟に対応できる安定供給体制の整備

  4. 法令、企業倫理の遵守

    各国・地域の関連する法令、企業倫理の遵守

  5. 環境保全への対応

    環境に配慮した事業活動、資材調達の展開

  6. 労働者の人権の尊重

    児童労働・強制労働の禁止や人種・性別その他による差別禁止など、基本的人権の尊重

  7. 安全衛生

    安全で清潔な労働環境の整備

  8. 情報セキュリティ

    情報セキュリティの継続的改善

  9. 安定した経営基盤

    継続的かつ安定した資材供給確保のため、経営基盤安定化の推進

2017年4月1日
コニカミノルタ株式会社
代表執行役社長 兼 CEO
山名昌衛

CSR調達推進体制

サプライチェーンにわたってCSR調達を推進する体制を構築しています。

コニカミノルタは、サプライチェーンにわたって社会的責任を果たしていくために、「CSR調達の展開」をはじめ、「紛争鉱物問題への対応」をグループ全体で推進する体制を構築しています。
CSR調達の推進体制は、担当執行役をトップとする環境マネジメント体制と同じ推進体制で構成され、グループ全体のCSR調達や紛争鉱物問題への対応に関する進捗状況をレビューし、目標・実施計画について決定します。

コニカミノルタのCSR調達推進体制

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