コニカミノルタ

コニカミノルタについて

ダイバーシティ

女性のキャリア形成支援

コニカミノルタのアプローチ

背景と課題認識

ジェンダー平等と女性のエンパワーメントは、国際社会においても重視されているテーマの一つで、SDGsを達成するための鍵です。しかし日本では、性別を問わず高度な教育を受けているにもかかわらず、女性のリーダーシップやあらゆる分野への参画が限られているのが実情です。
コニカミノルタの属する産業社会全体でも、女性が活躍できる環境の整備が急務であると認識しています。

目指す姿

コニカミノルタは、ダイバーシティを企業の成長の源泉と捉え、その一環として「女性活躍推進のための環境整備」を進めています。
女性従業員の活躍を加速するため、単に働き続けられることにとどまらず、活躍できるステージをさらに広げていくことを目指しています。

重点施策とKPI

  • 女性活躍推進を中心としたダイバーシティ推進に対する意識・風土の醸成
  • 出産・育児・介護を含む女性、男性ともに関係するライフイベントに対する支援、柔軟で多様な働き方の推進
  • 女性管理職への登用(2021年度目標:女性管理職比率8%)
  • 女性新卒採用比率のさらなる向上(2020年度目標:30%以上)

女性従業員のキャリア形成への支援

女性従業員の活躍支援

コニカミノルタでは、長年にわたり男女の雇用機会均等、また出産、育児、介護等に伴う働く時間、業務量や業務内容の変更など、社員の事情とニーズに柔軟に対応できる制度整備を積極的に進め、「働きやすさ」を整えてきました。そして、次のステップとして「働きやすさ」から「働きがい」につなげるべく、より多くの女性従業員が活躍できるステージをさらに広げていくことを目指し、女性従業員のエンパワーメントにつながる施策に取り組んでいます。

女性のキャリア促進に向けた数値目標

コニカミノルタでは、より多くの女性従業員が指導的立場に就き、より活躍の幅を広げられるよう「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づき、行動計画を策定し、目標達成に向けた取り組みを推進しています。

目標  :2021年度に女性管理職比率を8%とする

行動計画:
(a)計画期間 2020年4月1日~2022年3月31日
(b)数値目標 女性管理職比率8%
次の管理職候補となる若手層の係長に占める女性割合12%
女性管理職のうち組織長の比率を40%以上
(c)取組内容
  • 職能グレード3における管理職候補者群の選抜育成の実施
  • 若手層の育成強化による早期引き上げ
(d)取組実施時期 随時実施

2019年度末を期限とした「女性管理職比率7%」という目標については6.8%(2020年3月31日現在)と未達でしたが、毎年確実に上昇しており、施策の継続・強化により目標値の達成を目指します。なお、2018年度には、コニカミノルタ(株)では初となる女性の執行役員が誕生しています。

女性活躍支援の取り組み

コニカミノルタでは、2010年度から女性従業員の活躍をさらに活性化させるため、女性従業員向けにキャリア開発のためのさまざまなプログラムを実施しています。例えば、2014年度には係長クラスの女性従業員から管理職候補を選抜し、一人ひとりの複数年育成計画を作成するとともに、「リーダーシップ研修」を実施しました。さらに、対象者の上司に対して女性活躍推進施策の説明会を実施したほか、指導育成を担う上司とは別のメンター(指導者・助言者)による半年間のサポートプログラムも実施しました。
2016年度以降は、女性活躍推進をダイバーシティ推進の一環として、明確な経営戦略と位置づけ、取り組みを加速させています。

2017-2019年度の取り組み

2016年度は、女性活躍推進を本格的に進める土台づくりのため「ウィメンズコミッティ」(社長:最高責任者)を設立し、全女性従業員とのワークショップや全社実態調査などを実施し、コニカミノルタ(株)の実態と課題を明確にしました。
2017年度からは、社長が最高責任者である「違いを力に!推進室」が「ウィメンズコミッティ」の活動を引き継ぎ、3カ年の中期経営計画に基づき各種活動を推進しています。

国際女性デープログラム

2018年3月、コニカミノルタ(株)では、「国際女性デー」※に連動したプログラムを、グループで初めて開催し、300名を超える女性従業員が参加しました。今回のプログラムでは、「Connect~つながる~」をテーマに、女性従業員がネットワークを通して社内の多様な仲間と共感し、違いを知ることで、新たな発展・進化へとつなげることを目指しました。当日は、国内4拠点を中継でつなぎ、社長によるメッセージからスタート。その後、スペシャルゲストによる講演会や、一人ひとりの強みを活かしながらチームで力を合わせることで達成できる多様性の良さを体感するワークショップを実施しました。ITを駆使して、4拠点をバーチャルに一体化させた運営とすることで、拠点・地域を超えて参加者全員が同じ方向性を持って考え、取り組み、達成感を味わうことができました。

※国際女性デーは、1904年3月8日にニューヨークで開かれた婦人参政権を求めたデモを起源に、1975年に国連が制定したものです



国際女性デープログラム

海外拠点での国際女性デーの取り組み

2019年度、欧州ではInclusive culture(多様な人財が組織に存在しているだけでなく、各々の能力が発揮され活躍できている状態)をつくることを目的に、女性を支援する経営層からのメッセージを発信しました。その中には社長も登場し、想いを伝えました。また、米国では、女性のキャリアを支援している従業員を表彰するWomen’s Day Contestを開催。さらに「性別の多様性がビジネスにもたらすプラスの変化」を伝えるショートビデオを作成し、社内外へメッセージを発信しました。なお、このビデオにはグローバルで活躍している女性リーダーも参加し、それぞれの想いを語りました。


代表執行役社長からのメッセージ

ダイバーシティ推進全社プログラム

2019年1~3月にかけて、コニカミノルタ(株)では、前年度に開催した「国際女性デープログラム」を発展させた全社プログラム「違いを力に!2018」を開催、延べ1,000人の従業員が参加しました。
「Respect(互いの違いを理解し、認め合う)」を全体テーマに、6拠点でワークショップ、パネルディスカッション、講演会を合計18回実施。さらに、全国15拠点をテレビ会議システムで繋ぎ、特別講演を開催しました。
参加者一人ひとりが、性別や年齢・役職の違い、人生観や価値観の違いを実感し、その違いを力にしていくためにどう行動するかを考える機会となりました。


宇宙飛行士 土井隆雄氏(写真左)による講演会を実施

経営層対象講演会

経営視点での Diversity & Inclusion の本質理解を促進するため、経営層を対象として、2017年度から定期的に外部有識者を招いた講演会を開催しています。2018年度は、先進的な取組みを行っている大手企業の経営者を招いて開催、役員と各部門長が参加しました。

部長職以上対象 ダイバーシティワークショップ

ダイバーシティ推進の重要性をより深く認識し、自らメンバーを育成指導していくことを目的に、部長職以上を対象としたワークショップを実施しています。2017~2018年度の2年間で計12回実施し、約300名が参加しました。ワークショップの最後には、今後、参加者自身がダイバーシティ推進に向けて各担当部門で取り組む決意を宣言しました。


部長職以上対象
ダイバーシティワークショップ

女性従業員・管理職対象 ワークショップ

女性従業員一人ひとりが自分自身の価値や行動の強みを知り、自身でキャリアプランを構築する力やスキルを学び、持続的な成長につなげていくための「キャリアプランニングワークショップ」を実施しました。また、女性従業員の直属上長向けに、多様な部下育成のために必要なことを理解し、部下のキャリア支援を行う力を高めるための「マネジメントワークショップ」を実施しました。
この2つのワークショップは連動しており、女性従業員と直属上長が同じタイミングで受講することで、キャリア形成のイメージや課題認識を共有し、双方のコミットメントを高める仕組みとしています。これらのワークショップは、2017年度から対象となる女性従業員と直属上長に実施し、3年間であわせて約350名が参加しました。 



女性従業員・管理職対象
ワークショップ

ダイバーシティ推進サポーター活動

従業員有志が「サポーター」となり、各地域の現場に根差したダイバーシティを自主的に推進していく活動を実施しています。サポーターは「自分たちから変革を起こせることは何か?」という視点に立ち、現状の課題とその解決策を考え、実行していきます。2018年度は関東と関西、2つのサポーターチームが発足し、年齢・性別・国籍などの違う多様なメンバーが集まりました。メンバーは、それぞれ育児や介護の経験、外国籍従業員としての問題意識などを持ち、活発な対話や議論を重ねました。そして、所属事業所の従業員を巻き込んだワークショップや相談会の実施、全従業員に役立つ情報提供などを行いました。
職場での自律的なダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進活動を行うため、D&I推進者を任命し、推進者会議を実施しました。推進者が職場内での活動を強化するための情報提供や推進者同士の好事例の共有を行いました。


社外からの評価

プラチナくるみん認定(2017年度)

厚生労働大臣から子育てサポート企業として、「特例認定」を受けました


プラチナくるみん認定マーク

えるぼし(3段階目)認定(2016年度)

女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業として、女性活躍推進法に定められた厚生労働大臣の認定を受けました


えるぼし認定マーク

ページトップへ戻る