“守る運用”から“創るインフラ”へ。「AI×クラウド」で再設計する次世代SRE

2026.10.9

クラウドリフトの推進に向けて、次世代のインフラ組織づくり

採用面接で、SIerなどでAWSやAzureの運用保守を経験されてきた30代前後の方とお話しすると、共通した「もどかしさ」を持っているように感じています。それは、「クラウド環境の全体像や、事業への影響が見えにくい」「短期案件が続き、システムの成長を長期的に追えない」といった悩みです。

技術への探求心があるのに、決められた運用作業(オペレーション)に留まり、監視・運用設計や改善提案まで踏み込めない。これはエンジニアのキャリアにとって非常にもったいない状態です。もし今、そんなジレンマを抱えているなら、私たちのクラウドエンジニアの仕事は、そのスキルを最大化するフィールドではないかと思います。

コニカミノルタグループに残るオンプレミスサーバー群を、AWSやAzureを中心としたパブリッククラウドへ順次移行し、運用体制を高度化していくという、大きな転換期の真っ只中にあります。まさに「次世代のインフラ組織」を創り上げている最中です。

そうなんです。ここでぜひ率直にお伝えしたいのが、この巨大なインフラが現在どのように守られているかという現実です。実は、当社のシステムは、長年ビジネスを知り尽くし、システムを支え続けてくれている定年再雇用を含むベテラン技術者たちの深い業務知識と尽力によって安定稼働を保っています。彼らの存在は、私たちにとってかけがえのない財産です。

はい。ただ、これから私たちが目指すクラウドネイティブな世界や、AIを活用した自律的な運用体制(SRE)へと進化をさせていくためには、彼らの持つ貴重なドメイン知識を紐解き、最新のクラウドアプローチで仕組み化・標準化していく新しい力が必要です。

これまでの歴史をリスペクトしながら、新しい運用プロセスを自らの手で創り上げる。これが今回募集している方に一番期待しているミッションです。

最大の醍醐味は「自分が関わった成果がダイレクトに実感できること」

まずは、AWS/Azure環境で稼働する各システムの構成や運用状況を把握するところからスタートしていただきます。ただ、誤解してほしくないのは、ずっと下流の定常運用や深夜のアラート対応をお願いするつもりはないということです。24時間365日の監視や一次対応は、すでに信頼できるパートナー企業(協力会社)にアウトソースしています。

お願いしたいのは、そのパートナー企業や自社のメンバーをマネジメントしながら、「そもそもアラートを鳴らさないための仕組みづくり」を上流から設計すること(運用設計)です。特に、ユーザーの要望を聞き、運用設計や、監視・運用の改善・効率化を推進したことがある方なら、その経験を思う存分活かせる環境だと思いますよ。

その通りです。私たちは事業会社の中核IT組織として、「システムを通じてユーザーのビジネスをどう成長させるか」が至上命題です。SIerのように納品して終わりではなく、ユーザーの事業理解を深めながらクラウド運用上の課題を発見し、監視・運用設計の見直しや効率化へと一貫して伴走しています。

最近では、AI監視ツールを活用したログ分析や異常検知の自動化といった取り組みも始まっています。「このプロセスはAIで自動化できる」といった技術提案は大歓迎です。

事業部のメンバーと協働し、自分が改善したインフラがサービスの安定化や事業拡大にどう貢献したか、その成果をダイレクトに実感できるのが最大の醍醐味です。

最初から完璧なアーキテクトである必要は全くありません。「システムをより良くしたい」という強い想いと、ユーザーからの要望を聞き出し、運用設計や改善に繋げていけるコミュニケーション能力があれば十分です。クラウド運用の実務経験があれば、それをベースに少しずつ上流へ裁量を広げていけるよう、サポートします。チーム全体で一緒に悩み、解決していく温かいカルチャーがあるので安心してください。

「クラウドエンジニア」として腰を据えてキャリアを築きませんか?

もちろん個人差はありますが、入社後1年経過した時点で、担当するAWS/Azure環境の構成や関係者を深く理解し、クラウド基盤の安定運用と迅速・確実な障害検知を「自律的に」実施できている状態を目指していただきます。そして、メンバーや協力会社をまとめ、既存運用の改善を主体的に推進し、ユーザー事業部を巻き込みながら「サービス品質向上」などの具体的な成果を出していただくことですね。

ここまで到達できれば、合格点だと思いますし、その先のより高度なアーキテクトや組織マネジメントなどエンジニアとしてのキャリアも大きく開けてくるはずです。

現在は、都心の喧騒から少し離れた八王子オフィスでの週2回以上の出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークが定着しています。集中して設計に没頭できる、非常に落ち着いた環境です。

先ほどもお伝えしたように、コニカミノルタグループの中長期的なクラウド推進を担うコアメンバーの募集となりますので、ユーザーに向き合いながら、ともにノウハウを積み上げていただきたいと思っています。ですので、目先の年収アップだけを目的に転職を繰り返す方よりも、ここで腰を据えて、3年後、5年後のインフラの未来を一緒に語り合える仲間をお迎えしたいと考えています。

ベテランの確かな業務知見と、あなたのクラウドへの興味や技術を掛け合わせ、次世代のインフラをデザインする。その試行錯誤こそが、クラウドエンジニアとしての腕の見せ所です。

『決められた運用作業に留まり、改善提案まで踏み込めない』『自分の裁量でアーキテクチャから案件を進めたい』。もし今、そんな技術者としての”渇望”を抱えているなら、その熱量をぜひ私たちにぶつけてください。コニカミノルタグループのインフラの未来と、あなたの次世代キャリアを創る第一歩を、ここから共に踏み出しましょう。

あなたとお話しできる日を、心から楽しみにしています!