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展示スケジュール
2012年6月の展示
2011年度コニカミノルタ フォト・プレミオ年度賞 受賞写真展
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2011年度コニカミノルタ フォト・プレミオ年度賞 受賞写真展

展示内容の詳細


コニカミノルタホールディングス株式会社(代表取締役社長 松﨑正年)は、この度、第13回(2011年度)コニカミノルタ「フォト・プレミオ」年度賞受賞者を決定致しました。

「フォト・プレミオ」は、1999 年、写真制作意欲及び写真表現技術に富む若い方々に対し、作品発表の機会を提供すると共にその活動を奨励することを目的に創設されました。年4回の募集期から年間12~18名を選出し、月2名ずつ写真展を開催します。その中から、大賞1名、特別賞2名が年度賞として選出され、大賞受賞者には100万円、特別賞受賞者には各30万円の奨励金が授与されるとともに、翌年度に受賞写真展として3名による合同展が新宿・コニカミノルタプラザにて開催されます。
なお、フォト・プレミオの主催はコニカミノルタホールディングス株式会社、フォト・プレミオ事務局はコニカミノルタプラザにて運営しております。

第13回(2011年度)は、大賞に中 涼恵(なか・すずえ)氏の「Welfare~children's welfare house~」が選出され、特別賞には、中内美帆(なかうち・みほ)氏の「Senegambia Dining」と平尾 敦(ひらお・あつし)氏の「It is there」が選出されました。

  • ※6月23日(土)16:00からイベントホールにおいてフォト・プレミオ2011年度賞授賞式を行います。

大賞作品「Welfare~children's welfare house~」

大賞作品「Welfare~children's welfare house~」(中氏)は、さまざまな理由、事情で親と離れて暮らさざるを得ない子どもたちがいる児童養護施設での暮らしを感性豊かに描写した作品です。職員や子どもたち自身にカメラを向けるという直接的な表現を避けつつ、見る者の心に深く響く映像が展開します。その場の空気感や穏やかな時間の流れなど、展示された作品には臨場感が溢れています。従来のありがちなドキュメンタリー手法とは少しく異なる作者独自のアプローチが、中判のフィルムカメラを使用し、色調を抑えたプリントにしっかりと結実しました。

作者コメント

中 涼恵(なか・すずえ)

児童養護施設とは、親からの虐待や、親の病気、離婚、事故など様々な事由により、親と離れて暮らさざるをえない子ども達が生活している施設です。ここでは2~18歳までの子ども達が暮らしており、ここから地域の幼稚園や学校に通っています。児童養護施設の存在はあまり知られていませんが、全国に550ヶ所以上、東京都内に50ヶ所以上も存在し、約30,000人のこども達が生活しています。私は直接的な説明を避けて撮影してきました。皆様に予感みたいなものを感じていただければと思っています。

作者略歴:中 涼恵(なか・すずえ)

1980年 神奈川県生まれ
2003年 明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業
大学卒業後、3 ヶ月間のデンマーク留学を経て、児童養護施設の職員となる。
退職後、勤めていた施設に通い撮影。現在に至る。

特別賞作品「Senegambia Dining」

特別賞作品「Senegambia Dining」(中内氏)は、西アフリカのセネガル・ガンビアを訪れた作者を地元の人々が食事に招きます。特別招待の正餐というわけではなく、自分たちの食べているものを一緒にどうぞ、という状況です。洗面器のような大きな食器にいっぱいに盛られた食べ物を、優しく分け合います。素直に招かれた作者のまわりに笑顔がはじけ、たくさんの心打つ一期一会が記録されたのです。人と人との色濃いつながりを、たとえ行きずりの人であってもないがしろにしないその土地の文化が、作者によって色彩豊かに写し出され、私たちに感動をあたえました。

作者コメント

中内美帆(なかうち・みほ)

私は世界5大陸を渡り歩き、南米やアメリカなどに約8年間暮らしていました。その中でも、西アフリカ セネガル・ガンビアには、何気ない生活の中に確実に存在する、色濃い人とのつながりがあると感じています。日常世界に溶け込んでいるその空気感は、日本では忘れられつつあるものだと思い、日本の人々に何かを感じてほしいとシャッターを切りました。私にとって、そこにあった魅力の核心を表現するものが、食卓風景です。

作者略歴:中内美帆(なかうち・みほ)

1984年 東京都生まれ
幼少時に南米アルゼンチンで育つ
埼玉県内の公立高校に進学後、南米パラグアイに留学
アメリカにあるJuniata College 在学中に写真を撮り始める
外資系通信社入社。
現在、フリーランス

特別賞作品「It is there」

特別賞作品「It is there」(平尾氏)は、標高3千メートルを超える地点に建つ北穂高小屋に撮影を限定した作品です。作者が持参のコンパクトなカメラに収められた映像はいわゆる「山岳写真」とは大きく異なり、背後に展開する山容はあくまでも脇役であり、作者の見つめる対象は、そこでともに働く仲間に絞られています。一夏だけの仲間との交流、友情が、あえてモノトーンに限定された画面に麗しく再現されました。古典的な無声映画を想起させるようなシーンが静かに展開し、見る側のそれぞれの魂を揺り動かすのです。

作者コメント

平尾 敦(ひらお・あつし)

“Because it is there”-そこに山があるから
1924年、エベレスト山頂付近で行方不明となった登山家ジョージ・マロリーが残したとされる言葉です。
2009年、私は北アルプス北穂高小屋で夏を過ごしました。北穂高までの道のりは険しく、標高3106mに建つ小屋を取り巻く環境も地上とは異なります。
その中で黙々と業務をこなす山の人々に興味を持ち、カメラを向けました。「そこに山があるから」という言葉だけでは伝えることが難しいこの感覚を少しでも写真で伝たえることができればと思います。

作者略歴:平尾 敦(ひらお・あつし)

1987年 長野県生まれ
2009年、2011年夏 北穂高小屋勤務
2011年 早稲田大学卒業

  • ※6月23日(土)16:00からイベントホールにおいてフォト・プレミオ2011年度賞授賞式を行います。

アクセス

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JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)
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