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松原昭俊展 ~湧光~

展示内容の詳細


作者コメント

私の作品は、『写真の概念を崩す』ことから始まり、生命の神秘、成立ちを独自の世界観で創造しています。作品によっては、デジタルカメラでパノラマ連写撮影した写真データをコンピュータで加工、和紙にジークレー版画として印刷しています。単なる写真のコラージュで終わるのではなく、そこに何かを生み出し感じ取れる風景、写真表現の次の可能性を創造する新しい試みでもあり、同時に版画の最先端の領域にも踏み入っています。人の心に響く情景を表現するのにジャンル分けする事無く思うままに表現します。
写真(Documentary)の向こう側・その先にある世界。シャッターを押そうとする瞬間、何かに導かれるように切る。宇宙(地球上)で光によって、湧き起こる世界、生命の神秘を感じ、時空を超えinspirationをたどっていく。「木葉の間から、光が射し、葉の露が景色を写し光を放つ光景」こんなすばらしい世界は、宇宙を見渡して、どんな現代科学の観測器をつかっても見る事ができるのは地球しかない。人(生命体)は、視覚から得る情報を何であるか判断しようとする。シルエットや質感などから、過去に経験したデ-タに類似するものを模索し何であるか答えを出そうとする。
例えば、茶道で使う茶釜を見るとする。日本人には、お茶席で湯を湧かすための道具と判り茶室のイメージやお茶の香りなども連想する。茶道を知らない外国人が見ても茶釜だとは判らない。また、古墳から出土した銅鐸は、何に使われていたかはっきりしないが何か不思議な感じが伝わってくる。そのように、人は過去に経験した事の覚えている記憶や、忘れている記憶で、その形状から判断する。

また、さかのぼればDNAに刻まれたデータが何かを呼び起こす。「病は気から」と言うが、生命体は、必然的にこう有りたいと願うとそれに近づくように形態を変化させて行く。水辺に住むカエルの指には水かきができ、空を飛びたいと思えば腕が羽になり、木ノ葉蝶は枯れ葉の形に羽を変化させ、提灯アンコウは、小魚の餌の形に体に部分を変化させている。これは、眼に見える情報や体験情報が形状を変化させDNAに刻まれ、次の世代に受け継がれている現れであると言えるのではないだろうか。
私の作品を見つめてもらうとそんな、あなたの経験が認識するあなただけの世界を感じとっていただけると思います。古代のご先祖様の見たイメージも重なっているかも知れません。
是非、展覧会会場にてご高覧ください。お待ちしております。

作者プロフィール

松原昭俊(まつはら・あきとし)

1961年 京都府生まれ
2006~8年 京都写真芸術家協会展(京都府立文化芸術会館)
2011年 2011京展 京展賞受賞(京都市美術館)
第26回国民文化祭・京都2011美術展奨励賞受賞(京都市美術館)
日本芸術センター第5回絵画公募展審査員賞受賞(神戸芸術センター)
第13回京都現代写真作家展(京都府京都文化博物館)
『松原俊昭 個展 勇光の曼荼羅展』(コニカミノルタプラザ)
日仏交流現代美術展2011(MI gallery 大阪)
『新潮流の旗手たち』(神戸芸術センター)
アジアデジタルアート大賞展(福岡アジア美術館)
個展(ぎゃらりぃ西利)
2012年 第3回バンコク国際版画・ドローイングトリエンナーレ(Thailand)
京都・ベオグラード版画交流展(アートスペース嵯峨)
ビエンナーレうしく第4回全国公募絵画展2012(牛久市)
2012年京展(京都市美術館)
アジアデジタルアート大賞展(福岡アジア美術館)
京都美術・工芸ビエンナーレ(京都府京都文化博物館)
『松原昭俊 個展 勇光 2012.Part1』(ギャラリー博宝堂)
『松原昭俊 個展 勇光 2012.Part2』(ぎゃらりぃ西利)
『松原昭俊 個展 勇光 2012.Part3』(神戸芸術センター)

作家Website
http://www.eonet.ne.jp/~mds/ (別ウィンドウで表示されます)

展示作品

カラープリント 1100mm×800mm、1800mm×900mm 約25点


アクセス

アクセス
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)
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