コニカミノルタホールディングス株式会社(代表取締役社長 松﨑正年)は、この度、第12回(2010年度)コニカミノルタ「フォト・プレミオ」年度賞受賞者を決定致しました。
「フォト・プレミオ」は、1999年、写真制作意欲及び写真表現技術に富む若い方々に対し、作品発表の機会を提供すると共にその活動を奨励することを目的に創設されました。年4回の募集期から年間12~18名を選出し、月2名ずつ写真展を開催します。その中から、大賞1名、特別賞2名が年度賞として選出され、大賞受賞者には100万円、特別賞受賞者には各30万円の奨励金が授与されるとともに、翌年度に受賞写真展として3名による合同展が新宿・コニカミノルタプラザにて開催されます。
なお、フォト・プレミオの主催はコニカミノルタホールディングス株式会社、フォト・プレミオ事務局はコニカミノルタプラザにて運営しております。
第12回(2010年度)は、大賞に竹田武史(たけだ・たけし)氏の「茶馬古道をゆく」が選出され、特別賞には、關口寛人(せきぐち・ひろと)氏の「babies」と中野智文(なかの・ともふみ)氏の「Re:Shanghai」が選出されました。
大賞作品「茶馬古道をゆく」(竹田氏)は、中国雲南、四川からチベットへと続く茶葉の交易路を、的確な視線で捉えたドキュメンタリー作品です。1点1点の完成度も高く、作者の巧みな表現力から、古代より存在し続ける茶葉の道とそこに生きる人々の姿が見事に浮かび上がってきます。時の流れの中から一瞬を積み重ねることが写真の大きな特性ですが、そこから生まれる写真表現ならではの力強さがこの連作の魅力となっています。
| 1974年 | 京都府生まれ 同志社大学神学部卒業。 |
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大学在学中から写真家を志し、写真家・井上隆雄氏に師事。2006年から2008年、「茶馬古道」を取材。中国大陸に日本の文化的ルーツを追いながら撮影を続け、雑誌、展覧会を通して作品を発表している。
個展:2006年「大長江~悠久の大河6300kmの旅」銀座ニコンサロン 他
著書:「茶馬古道の旅~中国のティーロードを訪ねて」(淡交社)など。
特別賞作品「babies」(關口氏)は、ある介護施設を訪ね、様々な障害の治療のひとつであるドールセラピーで認知症ケアを受けている高齢者を撮影した作品です。インパクトを与えるようなショッキングな光景とも見てとれるポートレートを、柔らかな光を纏ったように写しとめています。テーマの捉え方から表現方法まで、作者の優れた視点によって心惹かれる映像となっています。
| 1984年 | 神奈川県横須賀市出身 |
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| 2007年 | 日本大学芸術学部写真学科卒業 |
個展:2006~2007年「カンボジア・障害者村に生きる」(新宿Nikon Salon/大阪Nikon Salon)
2010年「いきをつぐ」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY)
受賞:第26回 国際協力フォトコンテスト・アジア部門一般賞
特別賞作品「Re:Shanghai」(中野氏)は、2010年に開催された上海万博で賑わう上海の街と人々を独自のユーモラスな視点で捉えた作品です。「Re:」は電子メールの返信を表す略語ですが、上海の日常に溶け込んだ作者の主観から、ストレートで伸びやかな映像が発信されました。それぞれが様々な解釈をして、自分独自の上海を自由に想起できるかのように、楽しい作品群となっています。
| 1978年 | 兵庫県生まれ |
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| 2002年 | 近畿大学法学部卒業 |
| 2007年 | MIO写真奨励賞・審査員特別賞「クラスター爆弾の子供たち」 |
| 2008年 | 個展「Little Baghdad」エイトワン・ラボギャラリー(大阪) |
新聞社を経て、EPA通信社(European Pressphoto Agency)所属。
フリーランスとしてドキュメンタリー写真、広告写真も手がける。
http://www.tomofuminakano.com/(別ウィンドウで表示されます)
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