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2011年7月の展示
京都国立博物館の試み「美の計測」
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京都国立博物館の試み「美の計測」~デジタルが生む新たな視座~

展示内容の詳細


コニカミノルタプラザは、2011年7月1日(金) ~7月20日(水)の20日間、同プラザギャラリーAにおいて『京都国立博物館の試み「美の計測」~デジタルが生む新たな視座~』を開催いたします。

京都国立博物館は、最新のデジタル技術を今後の博物館活動に活用する試みを行っています。今回の展示では、その一例として、「古代青銅鏡」、「銅鐸」、「狛犬」を、コニカミノルタセンシング株式会社と凸版印刷株式会社がデジタル計測した成果をご紹介します。さらに、計測データをもとにオリジナルな材質で復元品の作成にもトライしました。京都国立博物館の貴重な作品を対象としたデジタルの世界をお楽しみください。

デジタル化の新しい試み

古代青銅鏡計測風景
古代青銅鏡計測風景

「人間の目」は優秀です。色と形の情報を同時に処理できます。しかし、認識できる光の範囲は限られ、分解能にも限界があります。それを補ってくれるのが「デジタルの目」です。
最新の非接触3次元デジタイザは、貴重な文化財に触れることなく、レーザ光を用いて表面の細密な3次元形状の情報をコンピュータに取り込むことが可能です。例えば、1cm四方のエリアでは1万点以上の3次元座標データから正確な形を再現できます。このデータに改めて計測した色を着せるのにも、やはり新しく開発された正射投影スキャナーを用いました。このスキャナーは、通常のデジタルカメラでは達成不可能な、遠近によって大きさが変わらない画像を得ることができます。こうして、「人間の目」を超えたデジタルの世界が完成されました。このデジタルの世界の新たな表現方法の可能性を、さまざまなコンテンツ作りに反映させました。
さらに、デジタル立体造形の手法により、最新の科学分析のデータに基づく実際の材料を使った復元作業にも挑戦しました。こうして、デジタルの世界が再び現実の世界に形あるモノとして蘇りました。

*今回使用した非接触3次元デジタイザは、コニカミノルタセンシング株式会社が開発した高精度・高解像度 RANGE7です。
正射投影スキャナーは、凸版印刷株式会社が文化財の画像情報の記録を目的に開発したものを使用しました。

銅鐸

銅鐸
デジタル技術によって明らかになった本来の姿と流麗な流水文をモニターでリアルに紹介いたします。これまでデジタル計測されたことのない銅鐸内部の様子とともに、現代の技術でも再現は難しいとされる鋳造技術のレベルの高さをご覧頂きます。

狛犬

狛犬
「こまいぬ」は、正確には角がないのが獅子、あるのが狛犬。本像はかつて京都の峯定寺に伝来したもので、平安~鎌倉時代(12世紀)の作品です。今回の展示ではデジタル計測データを通じて、デジタルアーカイブの原理と手法をパネル展示でご紹介いたします。

古代青銅鏡復元品展示イメージ
古代青銅鏡復元品展示イメージ
古代青銅鏡パネル展示イメージ
古代青銅鏡パネル展示イメージ

画像提供:京都国立博物館

企画総括ディレクター

村上 隆(むらかみ りゅう)   京都国立博物館 学芸部 副部長

村上 隆(むらかみ りゅう)

1953年京都府生まれ。京都大学工学部、同大学院工学研究科修了。東京藝術大学大学院美術研究科修了。学術博士。
専門は、文化資源科学、歴史材料科学、博物館学。
著書に、「金・銀・銅の日本史」(岩波新書)、「金工技術」(至文堂)、「色彩から歴史を読む」〔共監修〕(ダイヤモンド社)ほか。
第8回ロレアル国際賞「色の科学と芸術賞金賞」、第1回「石見銀山文化賞」受賞。
現在 石見銀山資料館名誉館長、岡山大学客員教授ほか。

主催

京都国立博物館

特別協力

コニカミノルタセンシング株式会社 凸版印刷株式会社

協力

エムエックスデザイン 株式会社ジェイエムビー


アクセス

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