「フォト・プレミオ」は、1999年、写真制作意欲及び写真表現技術に富む若い方々に対し、作品発表の機会を提供すると共にその活動を奨励することを目的に創設されました。年4回の募集期から年間12~18名を選出し、月2名ずつ写真展を開催します。その中から、大賞1名、特別賞2名が年度賞として選出され、大賞受賞者には100万円、特別賞受賞者には各50万円(2010年度より30万円)の奨励金が授与されるとともに、翌年度に受賞発表写真展として3名による合同展が新宿・コニカミノルタプラザにて開催されます。
なお、フォト・プレミオの主催はコニカミノルタホールディングス株式会社、フォト・プレミオ事務局はコニカミノルタプラザにて運営しております。
第11回(2009年度)は、大賞に上野雅之(うえの・まさゆき)氏の「砂漠の人」が選出され、特別賞には、刑部信人(おさかべ・のぶと)氏の「comic」と石川琢也(いしかわ・たくや)氏の「南下行」が選出されました。
| 会期) | 2010年7月8日(木)~7月20日(火) 10:30~19:00(最終日のみ15:00まで) |
|---|---|
| 会場) | コニカミノルタプラザ ギャラリーC |
| 内容) | 2009年度 コニカミノルタ フォト・プレミオ年度賞各受賞作品の合同展 |
| 日時) | 2010年7月10日(土)16:00より |
|---|---|
| 会場) | コニカミノルタプラザ ギャラリーC |
大賞作品「砂漠の人」(上野氏)は、インド西部の砂漠にある小さな村に滞在し、風土とそこに暮らす人々の姿を独自の距離感で撮影した作品です。4回にわたる滞在から生まれた映像は、端正であり内省的な示唆に富んでいます。厳しい環境に適応しつつ、人間としての尊厳を実感させる存在が静かに、そして鮮やかに表現されています。モノクローム画面に美しく捉えられた光も印象的です。
| 1978年 | 東京都生まれ |
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| 2000年 | 城西大学経済学部経済学科卒業 |
| 2002年 | 日本写真芸術専門学校(夜間部)卒業 |
| 2007年 | 玉川大学通信教育学部初等科 卒業 |
| 2003・2005・2007年 | ヤングポートフォリオ入選 |
| 2005年 | 富士フォトサロン新人賞 |
| 2007年 | 上野彦馬賞 入選 |
特別賞作品「comic」(刑部氏)は、大笑いを誘うファルスではなく、くすぐりだけを目的としたジョークでもない視点が展開する作品です。一見、どこにでもありそうな日常的な光景を題材に求めながら、作者のユニークな目から見つめられるとそれらは喜劇に転じます。それは醒めたシニカルな冷笑ではなく、あくまでも明朗な笑いの図鑑になっています。
| 1984年 | 静岡県生まれ |
|---|---|
| 2007年 | 東京工芸大学芸術学部写真学科卒業 |
| 2004年 | HASSELBLAD SCHOOL PHOTO CONTEST入賞 |
| 2006年 | 上野彦馬賞 日本写真芸術学会奨励賞 フォックス・タルボット賞 一席 |
| 2007年 | Juna21入賞 |
特別賞作品「南下行」(石川氏)は、奄美から八重山までの南西諸島が作者のフィールドです。「そこにいる人々や動植物の濃厚な存在感。そして、生の強さゆえにふと姿を現す死の匂いに心の奥底で呼応した」と作者は語りますが、深い内容を持ちながらその表現の軽やかさは特出しています。常に南風(はえ)がそよぐように、穏やかな順風が色鮮やかに吹き渡ります。
| 1977年 | 山梨県生まれ |
|---|---|
| 2000年 | 立教大学経済学部卒業 |
| 2001年 | 旅の記録のためカメラを持ち始める |
| 2006年 | 写真作品制作を始める これまでに奄美・沖縄を中心に撮影。今後も同地での撮影を継続するとともに、対象を広げて活動中。 |
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