私たちは共に写真をこよなく愛するフォトグラファーであり、マイアミでオーバータウン写真プロジェクトやギャラリーでのグループ展に参加した仲間でもあります。お互い写真に関しては忌憚のない意見を交わし啓発しあえる良き友人でもあります。さらに共通点はそれぞれ一人息子、一人娘の親であるという点です。
今回のショーはレンズを通して、9歳の一人息子の日常を取り巻く世界、かたや思春期の若者をおさめた作品を展示します。それぞれの視点こそ異なりますが、私たちはレンズの向こうに自分自身を見ているという点においては、重なる部分があります。
"レンズは自分自身の延長であり、感情、思考、想いに他ならず、描写ではなく発見の手段"であるように、私たちは自分探しの旅をしていると言えるのかもしれません。
幼年時代、少年少女時代、青春時代・・いずれもかけがえのない時代であり、柔らかで無垢な真珠の輝きのようです。そしてその個人差こそあれ、長い人生において、これほど親という絶対的な愛情に庇護されていた時代もまた無いのではないでしょうか。何物にも負けない世界一素晴らしい宝を有しながら、誰もが気づかず通り過ぎる時代でもあります。そのことに気づくのはすっと後年になってからで、その例にもれず、私たちもまたレンズを通して、少しずつ人生の本懐に触れる素晴らしい旅を続けているような気がします。
| 1955年 | ベネズエラ、カラカス生まれ イタリアで宝石デザイナーの仕事に携わったあと、21歳で写真を始める。 |
|---|---|
| 1984年 | 米国フロリダ州マイアミに移住。美術に秀でた学生が集う高校大学一貫教育で知られるNew World of Arts等での写真学科教授、州立フロリダ国際大学宝石学科教授等を経て、1997年より州立フロリダ国際大学視覚芸術学部にて白黒写真の教鞭をとり現在に至る。ニコン国際写真展、マーフィー特別奨学金(カリフォルニア州サンフランシスコ サンフランシスコ財団)等受賞、写真展多数。 |
| 州立フロリダ大学国際大学視覚芸術学部白黒写真専攻、BFAを最優等で卒業。同大学大学院にてカラー写真およびエレクトリックアートを学ぶ。フロリダを拠点に活動。“New York International 2008”ハン財団国際芸術審査展、カリフォルニア州ロスアンジェルス市WIPI(Women In Photography International)2009年度夏女性写真家審査展等受賞・写真展多数。出版、美術評論、南フロリダ歴史美術館等パーマネントコレクション、コーポレートコレクション等多数。 |
カラープリント 半切 約50点
アクセス