1974(昭和49)年に閉山し、以降35年に渡って無人の廃墟となっている長崎の炭鉱の島<軍艦島>。国内初の鉄筋コンクリート造アパート(現存)をはじめ、国内初の海底水道/屋上庭園/可動式桟橋など、土木を中心とした国内初を総なめにし、最盛期には世界最高の人口密度を誇った最先端の島。同時に、大正時代には日照問題解決の工夫が行なわれる一方、ライフラインは全て外部に頼らなくてはならなかったという現在の都市構造と同じシステムを既に80年以上も前に確立していた、いわば早すぎた近未来都市。
そして閉山時の姿がそのまま残った島内は、記憶に風化しつつある昭和を克明に残した昭和のタイムカプセルであると同時に、壮大な歴史が封じ込められた20世紀のタイムカプセルでもあります。打ち捨てられた島は、都市社会の未来を暗示する「未来の記憶」とも呼べるものです。
2009年に観光上陸が開始されますます注目の集まる軍艦島を、軍艦島伝導師オープロジェクトが過去から未来へ向けての生きる指針としてここに展示致します。
コニカミノルタプラザ オープロジェクト
<軍艦島>に感銘を受けたことをきっかけに2003年に結成されたメディア制作のプロジェクト・チーム。
軍艦島をはじめ日本各地の産業廃墟を題材に、映像・音楽・画像・ウェブ・書籍・イベント等、様々なアプローチで作品化している。詳しくはオフィシャル・サイト:
www.o-project.jp(別ウィンドウで表示されます)をご覧ください。
三才ブックス
軍艦島を世界遺産にする会
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