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渋谷敦志写真展


作者コメント

タイとビルマの国境地帯に生きるビルマ難民の姿を伝える。写真展では2008年から2009年にかけて3度国境地帯を訪問して撮影した写真、約25点を展示、スライドショーで他の写真や映像も上映する。
東南アジア最後の軍事政権が続くビルマで、カレン族やシャン族などの少数民族は長年抑圧されてきた。タイと国境を接するビルマの民族州からは今も難民が流出、タイ側の難民キャンプには15万人以上が避難生活を送る。またビルマ側には故郷を追われた寄る辺なき人々が50万人以上いるといわれている。
帰還の希望が断たれている中で2004年から第三国定住プログラムが始まり、すでに5万人以上がタイの難民キャンプから米国やオーストラリアなどに移住している。日本政府もアジアで初めて受け入れを決定し、2010年度から3年間、年間30人程度のビルマ難民が日本に来る。
ビルマ難民とはどのような人々で、なぜ難民になり、難民キャンプでどのような日々を送っているのかを伝えたいと思い、2008年から撮影を続けている。今年ビルマ軍政は"民主化"するための総選挙を実施する見通しだが、多民族国家ビルマで少数民族との和解は、ビルマが魅力ある国になっていくためには最も重大なテーマだと考えている。
国境に生きるビルマ難民が私たちの隣人となるこの機会に、長い間関心をもたれずにいたビルマの少数民族の問題に関心を持ってもらいたい。

作者略歴

渋谷敦志(しぶや・あつし)

1975年 大阪府生まれ。
高校生のときベトナム戦争の写真を見てフォトジャーナリストを志す。
立命館大学在学中にブラジルに1年間留学研修、法律事務所に勤務しながら写真を本格的に撮り始める。
2002年 London College of Printingフォトジャーナリズムコース卒業。
現在は東京を拠点に、紛争や貧困の地で生きる人々の姿を写真と言葉で伝えている。アジアプレス所属。1999年MSFフォトジャーナリスト賞、2000年日本写真家協会展金賞、2005年視点賞・視点展30回記念特別賞など受賞。

展示作品

カラープリント 全紙 約25点

開催イベント

ギャラリートーク「国境の現場から -フォトジャーナリズムの力を信じて-」
野中章弘(アジアプレス代表)×渋谷敦志(フォトジャーナリスト)

日時 4月7日(水) 18:00~19:00
会場 ギャラリーB 入場無料
定員 40名 *定員を超えた場合はお立ち見となります。
お申し込み 先着順 *当日17:00より、会場にて整理券を配布。
  • ※4月7日(水)はギャラリートーク開催の為17:30以降ギャラリーBは閉鎖となりご入場いただけません。予めご了承ください。

アクセス

アクセス
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

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