

それぞれの展示コーナーで、原画を見ながら創作時のエピソードを交えたお話が聞けるライブならではのギャラリートークです。
11月3日(火・祝)、ギャラリーCにて長谷川義史さん・荒井良二さんによるギャラリートークが開催されました。14時から長谷川さんが、16時から荒井さんが、それぞれ30分ほどの短い時間でしたが、ご自身の展示コーナーで原画を見ながら創作時のエピソードを交えた楽しいお話を聞かせてくださいました。


長谷川義史さんの原画を囲むようにたくさんのお客様が入場され、14時からの部がスタート。講談社創業100周年を記念して書き下ろした絵本『てんごくのおとうちゃん』について、その創作の過程から語っていただきました。作品づくりが思うように進まないある日、テレビをつけると同じ企画に参加していた荒井良二さんが出演されていて、作品をどんどん仕上げている姿が映っていてすごく焦ったという、おもしろエピソードを披露。お客様の笑いを誘っていました。
展示された原画1点1点を順に回りながら、そこに描かれたご自身の思い出を語ってくださった長谷川さん。この作品には本当の出来事と創作とが入り混じっているそうで、完成したときには創作の部分までが本当にあったことのように思えてくる不思議な経験をされたといいます。『てんごくのおとうちゃん』の原画全点を解説していただき、ご自身のすべての絵本に共通するテーマだとおっしゃる“生きているだけで、ありがたい”という思いをこの作品でも伝えたかったと話してくださいました。


16時からは荒井良二さんが登場。ご自身の展示コーナーに集まっていただいたお客様に、作品のことや創作への取り組み方など、さまざまなお話をしてくださいました。講談社創業100周年記念の作品『えほんのこども』の原画を見て回り、NHKのテレビ番組で約2ヵ月半におよぶ密着取材を受けながらこの作品づくりが行われたことや、最初に絵本のタイトルが浮かんできて創作が始まったことなどを、お子さんたちと楽しく掛け合いながら語ってくださいました。
さらに『おばけのブルブル』『ぼくのキュートナ』など、これまでに発表した絵本も紹介。絵を描く場所を変えたり、描き方や画材を色々試したり、同じことをしないことで新しい発想を生みやすくしていると聞き、こういう努力が作品のあの自由なイメージを生んでいるんだなと感心させられました。終盤は、お客様の質問に荒井さんが答えるスタイルに。自由な発想から繰り出されるお子さんの質問に「鋭いっ!」「いい質問だね!」とうれしそうに答えられていたのがとても印象的でした。


それぞれのトークの後には、サイン会も行っていただきました。


イベントが行われた11/3夕方には関係者によるレセプションを開催しました。出展作家のあべ弘士さんも加わって、3名の出展作家が参加しました。
最後に会場の看板にサインをしていただいたところ、絵も描いていただけました。こちらも会場でぜひご覧になってください。





開催期間中、アンケートにお答えいただいた方に、「100年愛される絵本展」開催記念ポストカードセット(8枚入)をプレゼントします。(毎日先着30名様)
