北欧スウェーデンの短い夏は白夜になる。日本育ちの私にとって白夜は不思議なもので、時間が分からなくなる事もしばしば。時計を見ては夜である事を確認する。上がったままの太陽の下、主都ストックホルムからフィンランドの国境を目指し車を走らせる。行きは海沿いを北上。帰りは中央、山の中の道を南下。走行距離約3050kmの旅。行った先々、出会う人は皆おおらかで、異国の旅人である私をそのまま受け入れてくれた。遠慮などは捨てて、今ある美しい自然を楽しむ。ただそれだけで良い。朝は森の中を青黒く実った野性のブルーベリーを摘みながらの散歩。鹿の気配。キラキラ澄んだ湖。水遊びを楽しむ子供達の笑い声。咲き乱れる野花。夕食のサーモンの残りを庭に置いておくと、ハリネズミがこっそり食べに来てくれる。そんなゆったりと流れる時間に心がすっかり癒され、以前よりなんだか人間が好きになった。
| 1996年 | 東京ビジュアルアーツにて森山大道氏に師事、卒業 |
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| 2001年 | キャノン写真新世紀 奨励賞受賞(第19、20、22、23、24回佳作) |
| 2002年 | コニカ フォト・プレミオ入選「ジャポニズム」展(コニカプラザ) |
| 2005年 | 「カーテン」展(プレイスM) |
| 2006年 | 「ただいま」展(プレイスM) |
| 2007年 | 「スウェーデン」展(プレイスM) |
| 2008年 | 「サンダルウッド」展(ギャラリー蒼穹舎) 「インカローズ」展(ギャラリーニエプス) |
モノクロプリント 半切 約40点
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