2000年を過ぎた頃から東京湾岸のモノレールが延長されて、湾岸には大規模な新開地が作られていった。そこには社会意識の変化に伴い新鮮な都市計画で建設された町があった。そのひとつ、江東区豊洲にはレストラン・映画館・スーパー等複合施設がある。その前の広場にはペットと楽しむドッグラン、ペット専用美容室、一緒に入れるレストラン、子犬の売場とその用品の店がある。休日ともなれば大勢の人たちがさまざまな犬を家族として連れてやってくる。いま巷に多く見られる杖をついた老人の姿はここではほとんど見かけない。また職・住の共存する超高層の一角には首からIDカードをさげたビジネスマンの横にベビーカーを押した若いお母さんが歩いている。さらにビルの谷間をおしゃれに再開発して、小道の街路樹には卓が据えられていた。機器がおけるようにとの心遣いだそうだ。このような新しい界隈をあちらこちらとさまよいながら、今までになかった佇まいの印象を表現してみた。
| 1927年 | 東京都生まれ |
|---|---|
| 1952年 | 早稲田大学第一文学部卒業 |
| 1989年~ 2008年 |
NHK学園、現代写真研究所で写真を学ぶ 現在 日本リアリズム写真集団会員 |
| 1999年 | 「ジパング25時」 コニカプラザ |
|---|
モノクロプリント 全紙 約30点
アクセス