舞踏の創始者土方巽氏の妻であり、平成15年10月19日に他界した、舞踏家である元藤燁子氏を追想した写真展である。今はなき土方巽記念アスベスト館での舞踏公演や、生前元藤氏が折々口にした「写真と舞踏のコラボレーション」を実践した旅の思い出などを紹介するものである。「舞踏とはほんとうの生活を探すための手段なのである。」と語った土方氏が残したものを伝え続けようとした元藤氏。暗黒舞踏の名のとおり暗闇に浮かびあがる身体は、人間の生々しさともがきを思い起こさせる。本作品は、元藤氏をはじめとして私が出会った舞人たちの姿を、長時間露光撮影、多重プリント、ソラリゼーションなどの技法を活用しながら、私の心の赴くままに編み上げ定着させたものである。様々な出会いは時とともに忘却の彼方に仕舞われて行くものであろうが、ひとりの写真家の心の中に、鮮明に息づく記憶の断片と交差をご覧いただきたい。
| 1961年 | 東京都生まれ |
|---|---|
| 1985年 | 明治大学工学部建築学科 卒業 |
| 1987年 | 同大学院工学研究科建築学専攻修士課程 修了 |
| 1997年 | コルプス第10期 修了 |
| 1998年 | 都立大学都市科学研究科都市科学専攻修士課程 修了 |
| 1999年 | 「HARMONY+AMBIVALENCE~内在するもの~」フォトスペース光陽 |
| 2001年 | 「舞踏」(舞踏と写真のコラボレーション・元藤燁子「WALTZ」)土方巽記念アスベスト館 |
| 2004年 | 「花火-Tokyo private Summer-」コニカミノルタプラザ |
| 2005年 | 「光のまなざし」ギャラリーカフェくりっく |
| 2008年 | 「琴線」ギャラリー私の心 |
モノクロシルバーゼラチンプリント 大四切 約40点
アクセス