バングラデシュ最南部、デルタ地帯の果てに散らばる無数の島々。そこは、人間が暮らしてゆくには余りにも厳しい場所なのかもしれない。サイクロンや洪水といった災害は日常的に起こり、また河川による大地の浸食と堆積は、人々から安定した生活の基盤を奪ってゆく。そしてさらに今、地球温暖化の問題がこれらの島々の大地にのしかかる。水面からかろうじて浮かんでいるだけのこの島々が、その海面上昇の影響を被るのは間違いないだろう。様々な問題を抱え、人々を翻弄してきたこの島々は、今後どのような姿でこの地球上に存在していくのだろうか。しかし、この島々の脆弱なる大地の上に、今なお膨大な数の人々が暮らし、儚くも逞しい日常を過ごし続けている。
| 1979年 | 京都府出身 |
|---|---|
| 2003年 | 静岡大学農学部応用生物科学科卒業 |
| 2005年 | 日本写真芸術専門学校II部報道写真芸術科卒業 現在、フリーランスフォトグラファーとして活動中 |
モノクロプリント 全紙 約30点
アクセス