機能豊富なカメラは沢山あるが、シャッターボタン1つあればいい。フォーカス、露出、フレーミング、そのどれもが障害に思えた。トイカメラで撮影することで、見えなかったものが見えた気がする。self(自身の)、still(静止画像)、点の集合が線になる理論は、連綿たる時間の流れには当てはまらない。写真という瞬間は過去と未来が解け合って常に「今」が美しいことを教えてくれる。フォーカスも露出もバラバラ、あげくに光線漏れに多重露光。そんな写真たちが立ち上がってくる。失敗が失敗に終わらないところが人生に似ていておもしろい。
| 1975年 | 岐阜県生まれ |
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| 1988年 | 九州産業大学芸術学部写真学科卒業 |
| 1999年 | 個展「刹那の爪痕」 新宿ニコンサロン |
カラープリント 全紙・1m×1m 約40点
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