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安井清子写真展


作者コメント

私は、ラオスの東北部シェンクワン県、ベトナム国境に程近いモン族の村に、長年関わっている。民話を録音収集するために訪れたことから始まり、近年は小さな図書館を建てる仕事で長期に滞在し、山の村で人々と生活を共にした。そこで出会った山の村の子どもたちの姿である。子どもたちは、日々山の畑を耕し生きる家族、村の人々に囲まれて育っている。親兄弟の背中におぶわれた赤ん坊の時から、村の生活に仲間入り、無邪気に遊び大きくなるうちに、いつのまにか、水汲み、料理などの家事、畑仕事や山仕事を覚え、だんだん家族の中の役割を担っていく。山の自然、村の生活、家族の中で、しだいに自分の役割を身につけ育っていく子どもたちを見ていると、きっとそれが本来の人間のあり方のような気がする。子どもたちは生きることの大変さも大切さも、いつのまにか身につけている。小さい頃から「生きる」ことを身につけて育っている子どもたち。大地から生え出たような子どもたちが、山の村で生きている時間を伝えたい。そして今回は、山の村の子ども図書館活動についても紹介する。

撮影地:ラオス シェンクワン県ノンヘート郡ゲオバトゥ村
撮影時期:主に2005~2007年

作者略歴

安井清子(やすい・きよこ)

1962年 東京都生まれ 国際基督教大学卒業
1985年より、タイの難民キャンプにて、NGO(SVA:シャンティ国際ボランティア会)のスタッフとして、子ども図書館活動に携わる。その後、ラオスにて、子ども図書館活動、山の民モン族の民話記録などに携わり、2004年に「ラオス山の子ども文庫基金」を設立。ゲオバトゥ村に長期滞在して、村の人たちとともに図書館を作り、現在も活動を継続中である。著書に、「空の民の子どもたち」 (社会評論社)、「ラオスすてきな笑顔」(NTT出版)、「森とともだち 川と友だち」(草土文化)、「わたしのスカート」(福音館書店)などがある。
2000年 個展「ラオスからのサバイディー= 元気」(コニカプラザ)を開催。

展示作品

カラープリント 半切 約60点


アクセス

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