コニカミノルタプラザは、「地球の素顔、この自然が永遠に続くために」と題した3回シリーズの写真展を開催します。このシリーズでは地球規模の自然を舞台に撮影活動を続けている3人の写真家の写真展を2007年1月・2月・3月にそれぞれの方の個展として開催します。2007年1月は、園原 徹写真展「アラスカー北の王国」を開催します。
野生動物との出会いはいつも衝撃的だった。クマを初めて見た時の事ははっきりと憶えている。遮る物の何もないツンドラの上で同じ大地に立ち、目の前で生きている巨大な動物に出会う事、それは現実を超越した感覚だった。10歳の頃、父親に連れられて行った初冬の森の中で、雪の上に続く新しいクマの足跡を見た。暗い森の奥へと続いてゆくその足跡に心臓の鼓動が高鳴っていたのを憶えている。それから10年が過ぎた時、私はアラスカの大地でクマを見ていた。以来、魅き付けられるようにアラスカへ通い野生動物たちの撮影を始めた。そしていつの間にか18年の月日が過ぎていた。
大自然の中で生きる動物たちはとても美しい、過酷な自然の中でこそ美しいのかもしれない。アラスカではグリズリーやムースなどの大型動物が原野を徘徊し、世界中から鳥たちがやって来る。大地の多くは手つかずの原野が残り、現代という時代の中で類い稀な空間を保ってる。まさにこの大地は北の王国と呼ぶに相応しい。そんな力強いはずの原始性を秘めた大地も地球温暖化という環境問題の的となり、そこに暮らす動物たちに深刻な影響を与え始めたようだ。本来、気の遠くなるほどの時間の中で変ってゆく環境、そして、適応してゆく動物たち。しかし現在の時間は適応を上回る速さで流れている。北の王国の主役である動物たちの表情を通じて少しでも現代の環境を考えるきっかけとなればと願っている。
| 1966年 | 長野県生まれ |
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| 北海道酪農学園大学卒業。学生時代に訪ねた厳冬期のアラスカに魅せられて以来、毎年通い続けて18年になる。四季を通じて年間100日余を荒野で過ごす。アラスカ各地を旅しながら、北極の動物たちや原始的な北極の大自然をテーマにその姿を写真に収めている。作品は、「ニュートン」「Nature」や、カメラ雑誌などに発表。 |
| 2003年 | 「ALASKA HEART LAND ―荒野に生きる仲間たちのメッセージ―」 ドイフォトギャラリー、府中郷土の森博物館、八王子ゆうやけこやけふれあいの里 |
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| 2005年 | 「アラスカー原始の詩ー大地に生きる野生動物たちの鼓動」 富山県ミュゼふくおかカメラ館 |
| 2006年 | 「アラスカー原始の詩ー大地に生きる野生動物たちの鼓動」 アイデムフォトギャラリー・シリウス |
カラープリント半切~1000mm×1800mm 約30点(全倍サイズ中心)
ホッキョクグマの等身大プリントも展示
展示作品や今回展示できなかった作品をスライドで上映しながら、アラスカでの撮影秘話や動物の生態などを交えたスライドトークを行います。
| 【日時】 | 2007年1月27日(土)、2月3日(土) 14:00~15:00 |
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| 【会場】 | コニカミノルタプラザ・ギャラリーC(入場無料) |
| 【定員】 | 60名 ※定員を超えた場合は、お立見となります。 |
| 【お申込み】 | 先着順 ※開演1時間前より、会場にて整理券を配布。 |
天災・不慮の事故などによってイベントが中止になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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