

全長:70cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ)

オーストラリアの北にうかぶニューギニア島などの森林にいるよ。
地面に落ちた植物の果実(かじつ)や種(たね)を食べているよ。
オウギバトは主に地面で暮(く)らしているんだよ。でも、キーウィやクイナとちがって、ちゃんと飛(と)ぶこともできるんだ。
自慢(じまん)の羽を人間にねらわれてしまった・・・
頭をかざる見事な羽で知られるオウギバト。同じくニューギニア島などにすむカンムリバトに似(に)ているけれど、オウギバトは頭の羽の先が扇形(おうぎがた)、つまりイチョウの葉のような形をしているので見分けがつく。オウギバトは、この美しい頭の羽と、ごちそうとされる肉を人間にねらわれ、昔からハンターたちに狩(か)られてきた。あまり人間をおそれない人なつっこい鳥で、簡単(かんたん)に銃(じゅう)でうたれてしまうのだ。

ペット用に生きたままつかまることも
最近(さいきん)ではオウギバトたちの森の近くまで道路が延(の)びたため、ますます狩(か)りが盛(さか)んになっている。さらにペットとしても人気が高まり、生きたままワナでつかまるオウギバトも増(ふ)えた。人になつきやすいオウギバトだから、飼(か)えば友だちのように仲良(なかよ)くしてくれるかもしれない。でも、それが原因(げんいん)で野生のオウギバトが絶滅(ぜつめつ)すれば、人間は友だちにひどい仕打ちをしたことになる。