
東アジアで暮(く)らすわたり鳥、サカツラガンは、人間による狩(か)りで数が減(へ)ってしまったんだよ。さらに安心して暮(く)らせる環境(かんきょう)が失(うしな)われ、今では絶滅(ぜつめつ)のピンチなんだ。


全長:87cm
広げた翼(つばさ):153cm
体重:3.2kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ)

中国北部やサハリンで子どもを育て、中国東部や朝鮮(ちょうせん)半島で冬を越(こ)すんだよ。
植物の草や茎(くき)、根、種(たね)を食べるんだよ。
中国のガチョウは、サカツラガンを約(やく)3000年前に飼(か)いならした鳥なんだ。ガチョウの祖先(そせん)みたいなものなんだね。
昔も今も、ハンターたちの標的(ひょうてき)!
サカツラガンは東アジアにすむわたり鳥だ。中国の北部やサハリンで卵(たまご)を産(う)み、ヒナを育て、中国の東部や朝鮮(ちょうせん)半島で冬を越(こ)す。昔は日本でもたくさんのサカツラガンが冬を越(こ)していたけれど、今ではあまり見られなくなってしまった。その原因(げんいん)の一つが、人間による狩(か)りだ。かつての日本で、またロシアや中国では現在(げんざい)でも、サカツラガンはハンターたちの標的(ひょうてき)にされているのだ。

安心して暮(く)らせる場所も失(うしな)われている・・・
さらに、巣(す)作りをする場所、冬を越(こ)す場所の両方で農地などが増(ふ)え、サカツラガンたちが安心して暮(く)らせる場所が減(へ)ってしまった。また、多くのサカツラガンが冬を越(こ)してきた長江(ちょうこう)の下流の環境(かんきょう)が、今後一変(いっぺん)するかもしれない。長江(ちょうこう)に作られた巨大(きょだい)なダムの影響(えいきょう)が心配されているのだ。