
オウボウシインコは、画家の空想から生まれたような、とても美しい鳥なんだ。でも、ペット用につかまり、すみかの森も減(へ)って、絶滅(ぜつめつ)が心配されているんだよ。


全長:40cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ)

西インド諸島(しょとう)にある小さな島、セントビンセント島の森にしかいないんだ。
果実(かじつ)が好物(こうぶつ)なんだ。花や種(たね)も食べるよ。
あまりにカラフルで見落としがちだけど、基本(きほん)の色が金茶色のと緑色のと、2種類(しゅるい)のオウボウシインコがいるよ。
ペット用にたくさんの仲間(なかま)がつかまってしまった・・・
カリブ海にうかぶ小さな島、セントビンセント島だけにすんでいるオウボウシインコ。画家の空想から生まれたような、色彩(しきさい)豊(ゆた)かな鳥だ。この美しい鳥をペットにしたいと望(のぞ)む人は多く、1980年代の初(はじ)めまでは、たくさんの仲間がつかまっていた。そのため数が減(へ)ってしまったけれど、その後セントビンセント島ではオウボウシインコを守ろうという意識(いしき)が高まり、今では狩猟(しゅりょう)は少なくなっている。

森が減(へ)って、とても危険(きけん)!
狩猟(しゅりょう)が減(へ)って、数は少しずつ回復(かいふく)しているけれど、まだ油断(ゆだん)はできない。すみかだった森の多くが農地になっているのだ。巣作(すづく)りに適(てき)した大木がなくなると、子育てはできない。しかも、過去(かこ)にはハリケーンなどの自然災害(しぜんさいがい)でオウボウシインコが急減(きゅうげん)したことも。たった一つの生息地であるセントビンセント島の森が減(へ)っているのは、とても危険(きけん)なことなのだ。