
大きな魚を見事につかまえる名ハンター、オオワシ。環境破壊(かんきょうはかい)によって巣(す)を作る森やエサの魚が少なくなり、今では5000羽ほどにまで数が減(へ)ってしまったんだって。


全長:85-94cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

夏はカムチャッカ半島やサハリンなどで子どもを育て、冬は朝鮮(ちょうせん)半島や日本で過(す)ごすよ。
好物(こうぶつ)はサケなどの大きな魚。子どものアザラシやホッキョクギツネを食べることもあるよ。
オオワシは夏に巣(す)で子どもを育てるよ。一度作った巣(す)は修理(しゅうり)しながら何年も使い続(つづ)けるんだって。
大きな魚も一撃(いちげき)の名ハンター!
大きくて、するどい爪(つめ)。肉食に適(てき)した立派(りっぱ)なくちばし。見るからに強そうなオオワシは、サケなどの大型(おおがた)の魚をつかまえる名ハンターだ。魚のほかにも水鳥、さらには子どものアザラシやホッキョクギツネをおそうこともある。しかし、自然界(しぜんかい)では強いオオワシも、環境破壊(かんきょうはかい)には勝てない。巣(す)を作る森やエサの魚が少なくなったことで、今や5000羽ほどにまで数が減(へ)ってしまったのだ。

エゾシカを食べて、大変なことに?!
また、1990年代の北海道では、鉛中毒(なまりちゅうどく)にかかったオオワシの死体が次々と発見された。冬のオオワシは死んだ動物の肉を食べることも多い。ハンターにうたれたエゾシカの死肉を食べていて、鉛(なまり)の弾(たま)を飲みこんでしまったのだ。2001年からは北海道で鉛(なまり)の弾(たま)によるエゾシカ猟(りょう)が禁止(きんし)になったが、オオワシの鉛中毒(なまりちゅうどく)はなくなっていない。残念(ざんねん)ながら、ルールを守らず鉛(なまり)の弾(たま)を使い続(つづ)けるハンターがいるのだ。