
ショウジョウヒワは南米の鳥で、この100年で一気に数が減(へ)ってしまったよ。飼育(しいく)用につかまったり、生息地の森が農地になったりして、困(こま)っているんだ。


全長:10cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

南米大陸(たいりく)北部の国、ベネズエラやコロンビアにいるよ。
好物(こうぶつ)は木の種子(しゅし)だよ。花やサボテンの実を食べることもあるんだ。
もともとは、子どもを作る時期以外(いがい)は群(む)れで暮(く)らす鳥なんだ。でも、数が減(へ)った今ではショウジョウヒワの群(む)れはほとんど見られなくなってしまったよ。
カナリアが人気で、ショウジョウヒワが減(へ)る?!
ショウジョウヒワはこの100年間で飼育(しいく)用にたくさんつかまり、今ではとてもめずらしい鳥になってしまった。飼育(しいく)用といっても、ショウジョウヒワが人気のペットだったわけではない。すでに愛好家(あいこうか)の多かったカナリアとショウジョウヒワを交配すると赤いカナリアが生まれると考えられていて、そのために飼育(しいく)されていたのだ。

すみかが農地になってしまった・・・
さらに困(こま)ったことに、生息地も失(うしな)われている。ショウジョウヒワのすんでいた森や草原の多くが農地になってしまったのだ。また、最近(さいきん)ではショウジョウヒワ自体に魅力(みりょく)を感じて、ペットにする人も増(ふ)えている。主な生息地であるベネズエラでは野生のショウジョウヒワをつかまえてはいけない決まりがあるけれど、ペット用に売るための密猟(みつりょう)はなくなっていないのだ。