
ノグチゲラは沖縄(おきなわ)本島だけにすむキツツキの仲間(なかま)だよ。森がせまくなったり、人間が島の外から連(つ)れてきた動物におそわれたりして、今、絶滅(ぜつめつ)のピンチなんだ。


全長:31cm
広げた翼(つばさ):16cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ)

沖縄(おきなわ)本島北部のいわゆる「やんばる」と呼(よ)ばれる森にしかいなんだ。
地面や木の上で昆虫(こんちゅう)やクモをつかまえて食べるよ。
ノグチゲラはキツツキの仲間(なかま)。木にくちばしで穴(あな)をあけて巣(す)を作るよ。毎年同じ相手と子どもをつくり、夫婦(ふうふ)で協力(きょうりょく)して子育てをするんだって。
地上に下りたところをおそわれる?!
ノグチゲラは、沖縄(おきなわ)本島北部の、いわゆる「やんばる」と呼(よ)ばれる森だけにすんでいる。沖縄(おきなわ)の森がなくなっている今、すみかを失(うしな)ったノグチゲラは絶滅(ぜつめつ)のピンチだ。また、ノグチゲラはキツツキの仲間(なかま)としてはめずらしく、木から下りてエサを探(さが)すことがある。昔は天敵(てんてき)が少なく、地上もあまり危険(きけん)ではなかったのだ。ところが今は、木から下りたところを、人間が島に連(つ)れてきたイエネコやマングースにおそわれることも多い。

増(ふ)えたカラスが巣(す)をねらっている!
また、ハシブトガラスがノグチゲラの巣(す)をおそうことも分かっている。ハシブトガラスはもともと沖縄(おきなわ)にすんでいた鳥だけれど、近年その数が急増(きゅうぞう)している。カラスが増(ふ)える原因(げんいん)の一つは、人間が捨(す)てるゴミだ。責任(せきにん)を持ってペットのネコの世話をしたり、ゴミを捨(す)てないようにすることが、野生動物を守ることにつながるのだ。