
ブラジルにすむ青い鳥、コスミレコンゴウインコ。ヒメヤシの実を主食にしていて、一日に350個(こ)も食べるんだ。ところが、ヒメヤシの林が次々と牧草地(ぼくそうち)に変(か)わってしまって、今、絶滅(ぜつめつ)のピンチなんだよ。


全長:70-75cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ)

ブラジルのバイーア州東北部だけにすんでいるんだ。
主にヒメヤシの木の実を食べているよ。ほかの種類(しゅるい)の植物の果実(かじつ)や花、種(たね)を食べることもあるんだ。
子育てもヒメヤシの実が一番多い雨季(うき)にするんだよ。コスミレコンゴウインコにとってとても大切な木なんだね。
主食の木の実がなくなってしまった・・・
コスミレコンゴウインコは、ブラジルにすむ青い鳥だ。スミレコンゴウインコに似(に)ているけれど、コスミレコンゴウインコの方が一回り小さく、羽の青も少しくすんでいる。コスミレコンゴウインコの主な食べ物は、ヒメヤシの実。一羽が一日に350個(こ)も食べると言われている。ところが、ブラジルではヒメヤシの林が次々と牧草地(ぼくそうち)に姿(すがた)を変(か)えてしまった。大切な食べ物を失(うしな)ったコスミレコンゴウインコは、たちまち数が減(へ)ってしまったのだ。

さまざまな保護(ほご)活動がスタート!
また、現在(げんざい)では輸出入(ゆしゅつにゅう)は禁止されているものの、食用やペット用につかまえてしまう密猟(みつりょう)はなくなっていない。こうした絶滅(ぜつめつ)のピンチからコスミレコンゴウインコを救(すく)うために、密猟(みつりょう)を見張(みは)る監視員(かんしいん)を置(お)いたり、ヒメヤシの種(たね)をまいて林を育てたり、牧草地(ぼくそうち)を持つ地主の協力(きょうりょく)によって巣作(すづく)りの場所を残(のこ)すなど、ブラジルではさまざまな保護(ほご)活動がスタートしている。