
美しくて愛(あい)きょうのあるスミレコンゴウインコは、ペットとして人気がある。あまりに多くのスミレコンゴウインコが人間につかまって、絶滅(ぜつめつ)の大ピンチなんだ。


全長:90-100cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

多くはブラジルの森にすんでいるよ。
ヤシの実が大好物(だいこうぶつ)。大きなくちばしは、かたい実を割(わ)るのに役立っているよ。
インコの仲間(なかま)のなかで一番体が大きいんだ。鳴き声も大きくて、ギャーギャーという声が森にひびきわたるんだ。
美しい姿(すがた)が不幸(ふこう)をまねいた・・・
スミレコンゴウインコはペットとしてとても人気がある。あざやかな青い羽に、大きな頭とくちばし。マンガの世界から飛(と)び出してきたような、美しくて愛(あい)きょうのある鳥なのだ。ペットにしたい人が多ければ、つかまえて売る人も増(ふ)える。1980年代だけでも、およそ1万羽の野生のスミレコンゴウインコがつかまったと言われているのだ。

絶滅(ぜつめつ)のピンチに保護(ほご)活動がスタート!
今ではペットとしての輸出入(ゆしゅつにゅう)は禁止されているものの、密猟(みつりょう)はなくなっていない。さらに森林が発電所や牧場(ぼくじょう)になったことで、すむところを追われたスミレコンゴウインコも多く、絶滅(ぜつめつ)の大ピンチなのだ。そこで、スミレコンゴウインコを何とか助けようと、ブラジルでは生態(せいたい)の研究や巣箱(すばこ)作りといった保護(ほご)活動がスタートしている。