
かつては街(まち)でもたくさん見られたオオハゲコウ。人間と一緒(いっしょ)に暮(く)らすのが得意(とくい)な鳥だと思われていたけれど、子育てに必要(ひつよう)な森林が伐採(ばっさい)されて、今では絶滅(ぜつめつ)のピンチなんだ。


全長:145cm
広げた翼(つばさ):170cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ)

インドやカンボジアの林や湿地(しっち)、街(まち)にいることもあるよ。
主に動物の死体を食べるんだ。人間のゴミ捨(す)て場をあさって、エサを探(さが)すこともあるよ。
動物の死体を食べるオオハゲコウは、野生のそうじ係として、大事な役割(やくわり)を果(は)たしているんだよ。
毛がないのは清潔(せいけつ)を保(たも)つため?!
オオハゲコウはコウノトリの仲間(なかま)としては大型(おおがた)で、インドやカンボジアにすんでいる。もともと動物の死体を食べることが多く、また人間が捨(す)てたゴミをあさることもしばしば。オオハゲコウの頭には毛がないので、死体やゴミといった不衛生(ふえいせい)なエサを食べても、細菌(さいきん)が付(つ)きにくい。肌(はだ)がむき出しで、ちょっと不気味(ぶきみ)だけれど、清潔(せいけつ)を保(たも)つのに役立っているのだ。

人間と共存(きょうぞん)が得意(とくい)なはずのオオハゲコウも・・・
かつては街(まち)でも普通(ふつう)に姿(すがた)が見られたオオハゲコウ。しかし、巣(す)を作り、子育てしていた森林が次々と伐採(ばっさい)され、数が減(へ)ってしまった。さらに、エサをあさるゴミ捨(す)て場に殺虫剤(さっちゅうざい)が使われていることも、オオハゲコウの死亡率(しぼうりつ)を高めている。街(まち)でエサを探(さが)すなど、人間との共存(きょうぞん)が得意(とくい)だと思われていたオオハゲコウも、今では絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)をむかえているのだ。