

全長:58-65cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ)

ベトナム中部のアンナン山脈(さんみゃく)北部だけにいるんだよ。
植物の種(たね)や昆虫(こんちゅう)を食べているよ。
オスは青みがかった羽で、メスは茶色っぽい羽。顔の赤い肌(はだ)もオスの方が大きいんだ。見分けられるかな?
戦争(せんそう)や森林伐採(ばっさい)ですみかがなくなってしまった・・・
コサンケイはキジの仲間(なかま)で、ベトナムのごく一部の場所に生息している。この鳥は、人間によって何度も生息地をうばわれてきた。まず1960年代に起こったベトナム戦争(せんそう)で、森林が大きな被害(ひがい)を受けた。その後も農地を作ったり、木材(もくざい)を得(え)るために森林が伐採(ばっさい)され、1994年の調査(ちょうさ)ではコサンケイは1000羽以下しか残(のこ)っていないと発表された。

今のままでは森に帰れない
普通(ふつう)、森林伐採(ばっさい)は人間が近づきやすい低地(ていち)から行われる。コサンケイが暮(く)らすのも、標高(ひょうこう)600メートル以下(いか)の低地(ていち)。つまり伐採(ばっさい)が盛(さか)んな場所こそが、コサンケイのすみかなのだ。コサンケイは飼育(しいく)しやすい鳥で、動物園で見かけることもある。でも、飼育されたコサンケイがいくら増(ふ)えても、森が元にもどらないと、野生に帰ることはできないのだ。