
オスの姿(すがた)がとても美しいことで知られる鳥、アオフウチョウ。はく製(せい)にするためにつかまり、数が減(へ)ったと考えられているよ。最近(さいきん)は生息地も減(へ)り、とても困(こま)っているんだ。


全長:30cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

オーストラリア大陸(たいりく)の北にうかぶニューギニア島東部の国、パプアニューギニアにしかいないんだ。山地にすんでいるよ。
果実(かじつ)が大好物(だいこうぶつ)なんだ。バッタやコオロギといった昆虫(こんちゅう)を食べることもあるよ。
オスは派手(はで)な“かざり羽”をアピールしてメスに求愛(きゅうあい)するんだ。はなやかなかざり羽を持つオスがもてるんだって。オシャレな鳥なんだね。
レースのような自慢(じまん)の羽でプロポーズ?!
アオフウチョウはパプアニューギニアの山地にすむ鳥で、オスの姿(すがた)がとても美しいことで知られている。あざやかな青い翼(つばさ)、リボンを思わせる2本の長い尾(お)、極(きわ)めつけは腹(はら)から広がるレースのような“かざり羽”――。オスは木にぶら下がり、虹色(にじいろ)のかざり羽をアピールすることでメスに求愛(きゅうあい)するのだ。

美しさが招(まね)いた悲劇(ひげき)・・・
美しい姿(すがた)はアオフウチョウのメスだけではなく人間をも魅了(みりょう)した。はく製にするためにつかまり、数が減(へ)ったと考えられているのだ。その後、狩猟(しゅりょう)は禁止(きんし)になったけれど、最近(さいきん)では開発によって生息地が減(へ)り、絶滅(ぜつめつ)が心配されている。今でもアオフウチョウの野生での暮(く)らしぶり、つまり生態(せいたい)はよく分かっていない。本格的(ほんかくてき)な保護(ほご)活動をするために、まずはくわしい生息地などを調べる必要(ひつよう)があるのだ。