
大型(おおがた)のウミガメ、アカウミガメは産卵(さんらん)場所の砂浜(すなはま)が少なくなって、とても困(こま)っているんだよ。それに、海に捨(す)てられたゴミをまちがって食べて、死んでしまうこともあるんだ・・・。


甲羅(こうら):70-100cm
体重:70-180kg
(出典(しゅってん):新世界絶滅危機(ぜつめつきき)動物図鑑(ずかん)(図書館版(ばん)) 学研)

太平洋、大西洋、インド洋の暖(あたた)かいところにいるよ。
貝やカニなど、海底(かいてい)の生き物を食べているよ。
アカウミガメはとても長い距離(きょり)を旅する生き物なんだ。太平洋を横断(おうだん)することもあるよ。
卵(たまご)を産(う)みたいのに、砂浜(すなはま)がない!
アカウミガメは名前のとおり赤っぽい茶色をした大型(おおがた)のウミガメだ。特(とくに)に頭が大きく、アゴの力も強い。アカウミガメが減(へ)った理由の一つが、砂浜(すなはま)の埋(う)め立てだ。砂浜(すなはま)がコンクリートなどでおおわれてしまうと、アカウミガメは産卵(さんらん)ができない。アカウミガメの母親は、自分が生まれた砂浜(すなはま)で卵(たまご)を産(う)むことが多い。新しい産卵(さんらん)場所を見つけるのが、あまり得意(とくい)ではないのだ。

街(まち)の明かりで、海にたどり着けない・・・
無事(ぶじ)に産卵(さんらん)を終えても、まだ油断(ゆだん)はできない。子ガメは卵(たまご)からかえると、月の光を目印(めじるし)に海を目指す。ところが、砂浜(すなはま)の近くに街(まち)があると、その明かりにまどわされて、子ガメは海にたどり着けなくなってしまうのだ。さらに海に捨(す)てられたプラスチックをクラゲとまちがえて食べてしまい、命を落とすアカウミガメも多い。アカウミガメが生き残(のこ)るには、自然(しぜん)のままの砂浜(すなはま)とゴミのない海が必要(ひつよう)なのだ。