
セマルハコガメは頭や手足を引っこめるだけではなく、その上からフタをするようにかくれることができる、めずらしいカメなんだよ。ペット用にたくさんつかまって、絶滅(ぜつめつ)のピンチなんだ。


甲羅(こうら):最大(さいだい)19cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

中国南部、台湾(たいわん)、沖縄(おきなわ)の石垣島(いしがきじま)と西表島(いりおもてじま)だけにしかいないんだ。
昆虫(こんちゅう)やミミズ、木の実や果実(かじつ)などを食べるよ。
ハコガメの仲間(なかま)はハコのようにフタをして頭や手足をかくすことができるよ。セマルハコガメは特(とく)にすき間なくぴったりと背中(せなか)の甲羅(こうら)とおなかの甲羅(こうら)がくっつくんだよ。
ぴったりとフタをして身を守るめずらしいカメ
セマルハコガメは中国南部、台湾(たいわん)、沖縄(おきなわ)の石垣島(いしがきじま)、西表島(いりおもてじま)だけにすんでいる。ハコガメの仲間(なかま)は、危険(きけん)を感じると普通(ふつう)のカメのように頭や手足を引っこめるだけではなく、おなかの甲羅(こうら)を曲げて頭とおしりにフタをすることができる。このめずらしい習性(しゅうせい)のためか、ハコガメの仲間(なかま)はペットとしてとても人気がある。

とうとう、すべての国で数が減(へ)ってしまった・・・
日本にすむ野生のセマルハコガメは森林の伐採(ばっさい)などが原因(げんいん)で早くから数が減(へ)り、1972年から飼育(しいく)が禁止(きんし)されている。その後、台湾(たいわん)や中国のセマルハコガメがペット用にたくさんつかまり、その多くが日本に輸出(ゆしゅつ)された。その結果(けっか)、とうとう台湾(たいわん)と中国でも絶滅(ぜつめつ)が心配されるほど数が減(へ)ってしまったのだ。現在では国際的(こくさいてきに)に野生のセマルハコガメの輸出入(ゆしゅつにゅう)が制限(せいげん)されるようになった。