
キマダラチズガメは、美しい模様(もよう)を持つアメリカ南部のカメなんだ。ペット用につかまったり、生息地が汚染(おせん)されたりして、絶滅(ぜつめつ)が心配されているよ。


甲羅(こうら):18cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アメリカ合衆国(がっしゅうこく)の南部、ミシシッピ州の川にすんでいるよ。
昆虫(こんちゅう)や川にすむ貝を食べるよ。水中の植物を食べることもあるんだ。
一生のほとんどを川の中や、その周辺(しゅうへん)で過(す)ごすんだ。水のきれいな川を好(この)むんだよ。
人気者で仲間(なかま)がたくさんつかまった・・・
キマダラチズガメは、アメリカ合衆国(がっしゅうこく)のミシシッピ州に生息するチズガメの仲間(なかま)だ。チズガメという名前は、地図の等高線に似(に)た甲羅(こうら)の模様(もよう)にちなんだもの。キマダラチズガメの甲羅(こうら)は、バラのとげのような突起(とっき)があるなど、形もユニークで、ペットとしてとても人気があった。そのためたくさんの仲間(なかま)がペット用につかまり、数が減(へ)ってしまったのだ。

川がよごれて絶滅(ぜつめつ)のピンチ!
今ではペット用の捕獲(ほかく)は禁止(きんし)になったけれど、問題はそれだけではない。生息する川の周(まわ)りに工場や家がたくさん作られ、環境(かんきょう)が悪化しているのだ。特(とく)に廃水(はいすい)による川の汚染(おせん)は、キマダラチズガメに大きなダメージをあたえた。キマダラチズガメを絶滅(ぜつめつ)のピンチから救(すく)うには、もとのきれいな川を取りもどす必要(ひつよう)があるんだ。